ここから本文です

オーシャン・オブ・ファイヤー (2004)

HIDALGO

監督
ジョー・ジョンストン
  • みたいムービー 32
  • みたログ 629

3.44 / 評価:114件

解説

『ロード・オブ・ザ・リング』のアラゴルンことヴィゴ・モーテンセン主演のアクション・アドベンチャー。19世紀末期を舞台に、アラビア砂漠で行なわれた決死のホース・レースとそれに挑んだカウボーイと野生馬の友情を描く。次々と罠を仕掛けてくる悪人たちと想像を絶する自然の脅威。ときにくじけそうになりながら、黙々と馬と走り続ける孤高のカウボーイに扮したヴィゴの勇姿が美しい。『アラビアのロレンス』のオマー・シャリフ共演。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

フランク(ヴィゴ・モーテンセン)と愛馬ヒダルゴはともに数々のクロスカントリー・レースを制した伝説のコンビ。が、いまは引退状態にあった。そんなとき、世界一過酷なレースの挑戦状を受け、参加することになる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「オーシャン・オブ・ファイヤー」ジョー・ジョンストン監督は娯楽映画の本道を行く

 ジョー・ジョンストン監督といえばデビュー作の「ミクロ・キッズ」から、「ロケッティア」「ジュマンジ」「ジュラシック・パークIII」と、いかにもILMの特撮マン出身らしいVFX映画がフィルモグラフィーに並ぶが、マニアを喜ばすツボを押さえた演出ばかりでなく、緩急自在な語り口に加え、ロケット少年たちの夢と成長を描いた「遠い空の向こうに」のようなエモーショナルな表現力にも富み、いまや、エンターテインメント映画の王道をゆく、得難い存在といえる。

 その彼の最新作は、邦題になった“オーシャン・オブ・ファイアー”、灼熱地獄と化すアラビア砂漠を、人馬一体となって耐え抜く19世紀末のサバイバル・レースを中心に描くアクション大作で、西部劇(「ラスト・サムライ」との共通点あり)やインディ・ジョーンズばりのアドベンチャーなど、見所てんこ盛り。そうした“陽”の部分に加え、ウーンデッド・ニーの大虐殺の悲劇、混血児の主人公とムスタングの愛馬の宿命といった、実話に基づく要素が“陰”を成し、ストーリーにドラマチックな深みを与えて、感動のラストへとなだれ込む。能天気な大作とは一線を画す、娯楽映画の本道を堪能できる。

(高橋良平)

丸の内ルーブルほか全国松竹・東急系にて公開中

[eiga.com/4月22日]

映画.com(外部リンク)

2004年4月22日 更新

本文はここま>
でです このページの先頭へ