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ドリーマーズ (2003)

THE DREAMERS/I SOGNATORI

監督
ベルナルド・ベルトルッチ
  • みたいムービー 143
  • みたログ 515

3.33 / 評価:174件

欲情と理性の間で

  • 黒猫嬢 さん
  • 2010年4月16日 14時05分
  • 閲覧数 1476
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

原作:ギルバート・アデア『ドリーマーズ』  監督:ベルナルド・ベルトルッチ 脚本:ギルバート・アデア

 [R-18]ヴァージョンで観ました。レンタル店で「エロティック」のコーナーに有りました。冒頭のタイトルバックがとても格好良い。『ニュー・シネマ・パラダイス』みたいな「映画」をテーマにした映画なんですが、「映画ファンの純粋な映画愛」というより「映画狂の理論ガチガチな映画愛」という感じがして、『ニュー・シネマ・パラダイス』のような感動は有りませんでした。皮肉にも本編より劇中で流れる往年の名画のシーンがずっと面白かったです。「ストーリーが面白くない」とか「登場人物に感情移入が出来ない」とか映画としての欠陥が有るけれど、何より致命的なのは性描写で欲情しないのです。私が思うに、官能映画が名作になる条件に、『冷静と情熱のあいだ』ならぬ「欲情と理性の間」で上手くバランスを取っていることでしょう。欲情側に振り切れたら「欲情させて何ぼの単なるポルノ」で終わるし、理性側に振り切れたら「欲情しない」という問題が生じる。今作『ドリーマーズ』はかなり理性側に振り切れてしまった気がする。分かり易く言えば「頭デッカチ」。マシュー役のマイケル・ピット(レオナルド・ディカプリオ似)とテオ役のルイ・ガレルの全裸(たまに性器が見える)にドキッとしましたが、それだけ。鈴木清順『肉体の門』の方がずっと欲情させられました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ロマンチック
  • 切ない
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