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ドリーマーズ (2003)

THE DREAMERS/I SOGNATORI

監督
ベルナルド・ベルトルッチ
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  • みたログ 514

3.33 / 評価:173件

愛しあっているのなら、0.03ミリ離れなさい

  • のむのむ さん
  • 2012年11月23日 0時12分
  • 閲覧数 4883
  • 役立ち度 12
    • 総合評価
    • ★★★★★

―1968年。パリ。五月革命。

映画をこよなく愛する学生たちの闘争。
デモの中でアメリカ人留学生マシュー(マイケル・ピット)は、
双子の姉イザベル(エヴァ・グリーン)と弟テオ(ルイ・ガレル)の二人に出会う。

映画談義に花を咲かせ、次第に仲を深めていく三人。
そんなある日、両親が長期不在になるのをいいことに、
イザベルは三人での同居を提案する。

そうして三人は自分たちだけの、甘美な世界を創りあげていくが。。。



う~~んと、ぶっちゃけよく分かんない(笑)
何が?ってこういった時代背景に余りにも疎いもんですから。
「革命だ!」とか言われても『Vフォー・ヴェンデッタ』で
寝オチしちゃいそうになるくらいの人間ですから。

哲学的すぎて、ついていけないのです。

まあ、そもそも観たい動機がエヴァ・グリーンなので、
別にいいんですけどね。


主人公三人が、かなりの映画ファンというだけあって、
ところどころに名画へのオマージュがちりばめてあり、
とても楽しくなります。

主人公たちが名画のワンシーンをマネて「なんの映画だ?」
とかやってるわけですね。

ぶっちゃけゴダールとかチャップリンとか、そこらへんも疎い自分ですが、
それでも頬を緩めてしまうのは、実際の名画の映像を対比させて観せてくれ、
分かりやすくなっているからです。


とても神秘的な双子の姉弟。

住む世界が違う?

そう思いながらも、二人が住む世界に憧れを抱いてしまったりもして。
三人で映画文化やベトナム戦争について熱く論争を交わし。
親密さを増していくと、ふと思う。

 僕たちは、このまま “ココに” 住んでいていいのだろうか?

映画にも似た、夢のような世界。

男は「初めての男」になりたがり、女は「最後の女」になりたがる。
とは、よく聞くけれど。

イザベルがマシューに捧げたもの。
男目線からみると、それは限りなく愛に近いような気もするのだけど、
実は物理的な距離なんて、“愛し合うこと” において、
さほど意味は無いのかも知れない。

なんとなく、すこし切なくなる映画でした。


本作、エヴァ・グリーン目当てで手に取るのなら、間違いないのでは?
ティム・バートン監督をも虜にしたエヴァ・グリーンの魅力が溢れています。
大胆なヌードも披露してますが、
なんだかヌードデッサンの授業を受けてる感覚と同じで、
いやらしさを感じさせません。

退廃的な雰囲気なのに、可愛らしくもあり。
大人の女性の力強さ、色香を漂わせ。
かと思えば、少女のようなあどけなさ、瑞々しさを匂わせて。


 知らないのなら、知り合おう。

エヴァ・グリーンの魅力に触れてみたい方、ぜひどうぞ。

詳細評価

物語
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音楽

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