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ドリーマーズ (2003)

THE DREAMERS/I SOGNATORI

監督
ベルナルド・ベルトルッチ
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  • みたログ 514

3.33 / 評価:173件

子供を追い出すこともできず,親が逃げ出る.

  • 百兵映 さん
  • 2015年11月28日 15時30分
  • 閲覧数 8459
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

 よくもまあこれだけ堂々と性行為を堂々と描くものよ、と驚き入ってしまう。性の描写は極力控えるものだ、という観念に固まって育ってきたシニア世代には、眩し過ぎる。

 この映画はそういう固定観念への挑発であるのか。そうであっても、それに対抗する気分もすでに萎えているけど、大きなスクリーンの前でオドオドするのが正直なところ。

 一戸の家庭で男と女の兄妹でこういう関係が有り得るのか、全くもって分からない。そんなことよりも、そもそもこの映画は単なるエロス映画なのか、それともフランス5月革命との関連での社会派映画なのか、それも分からない。

 全共闘世代の私は、かつて“解放”された学内にいくつもの“異様”を見た。ここの双子ではないにしても、そのような光景はあった。“異様”に戸惑う私は「プチブル」とか「小市民」とか言って軽蔑された。そうかも知れないとも思ったりした。若い時代に常軌を逸脱することはあり得ることだが、ここまで逸脱されると、自分の常軌の方を怪しむことにもなる。

 この双子の両親が、子どもたちを追い出すのではなくて自分たちが去っていくのが印象的。この親御さんたちと語り合いたいじゃないか。家を出られる時、ワインを何本か持ち出してもよかったのに。ま、こちらの焼酎でもいいか、一杯やりましょ。

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物語
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