あらすじ・解説
1986年10月23日、農村で若い女性の変死体が発見される。地元の刑事パク(ソン・ガンホ)は地道な取り調べを始めるが、現場は大勢の見物人で荒らされ、なかなか証拠がつかめない。やがて、第ニの事件が起きてしまう。
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殺人の追憶
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作品レビュー(373件)
- fuj********
3.0点
なんでこう韓国の映画はきったなくて暴力的描写が多いのか。そんなもんなくても十分面白いと思うんだが。ゲロとかいる?ツバぺっぺはくし。腐乱死体もいいよ見せなくて。うわ!っと思わせたいのかしらんが、汚表現無ければ星4だった。役者さんはうまし。
- koko
4.0点
ソン・ガンホは大好きな俳優、だからこそ「この表情できる俳優他にいる?」なんて書かれると、逆に恥ずかしくなるんだよね。 ガンホだって「俺だけだろ!」とは絶対思ってないだろうし。 世界中に素晴らしい俳優がたくさんいるのは映画好きならわかりそうなものだけどな。 実話ベースの作品なのでどうしてこいつなんでこんな行動取るんだ?なんて違和感やモヤモヤは仕方ないんだけど、3人とも役に立たない刑事だなぁ…といつ観ても思うw そこがまたいかにも実話って感じでリアル。 暴力刑事の顛末とか全く同情の余地がないのでフーン、そうなんだ?くらいの気持ちで観てしまう。 しかし、2時間全く飽きさせない展開と、役者の演技が素晴らしいね。
- きつね
3.0点
当時実際にあった未解決事件を元に作られているサスペンス映画。あまり過去の作品は観ないがパラサイトで気になったので今更鑑賞。最近犯人がわかったらしい。そこらへんを前情報で入れておくと最後の感じ方が変わると思う。決してストレス解消単純映画ではない。 昔の作品だがそれでも映画のレベルは高い。セブンと似てるかなと思う所あるがそれでも描写の描き方が美しい。この映画で美しいという表現は使いたくないがきれいなシーンが印象に残った。
- saikooooo
5.0点
韓国のサスペンス映画はどれもすごいと思いますが、この映画を見ないとはじまらないというほどの、韓国サスペンスの代表作ですよね。 ラストシーンのガンホさんの表情とかマネできる日本の俳優さんいるのかなあ? もはやレベルが違うような。 音楽と映画は韓国に負けを認めましょう
- s.arata
4.0点
【釘づけにされる実話をもとにしたサスペンス映画】 ・2003年公開の韓国のサスペンス映画。 ・1986年~1991年に韓国で実際に起きた「華城(ファソン)連続殺人事件」をモチーフとした映画のようです。 ・1986年、韓国の農村地帯華城の用水路から束縛された女性の遺体が見つかる。それを契機に、赤い服を身に着けた綺麗な女性が、同じように女性自身の下着で束縛された状態で殺されてしまう事件が次々と発生していく。解決するために地元の刑事パクとチョ、ク課長と共にソウル市警の若手刑事ソの4人が懸命に捜査を進めていくが、それをあざ笑うかのように殺人が止まらない… という大枠ストーリー。 [お薦めのポイント] ・「なぜ?」「だれが?」が最後まで止まらないサスペンスの面白さ ・ところどころにシュールな小ネタ笑いがちりばめられていて飽きない ・1986年という時代が手に取るようにリアルに感じられる ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ [物語] ・「犯人はいったい誰なのか」「なぜこんなことをするのか」というモヤモヤで最後までしっかり引っ張ってくれます。しかも、途中からは操作する刑事をあざ笑うかのように犯罪が発生していくので、ラストの頂点に向けてどんどんとモヤモヤが膨らんでいき、ますます画面から目が離せなくなります。 ・実際の事件をモチーフにしているため、物語の落とし方はほぼ決まってしまっているのでしょうが、ここが好き嫌いの分かれ目になるかもですね 私自身はラストの目線で、観客が客観から主観に変わるような気がして好きでした。ここは解釈の仕方で面白さが変わるところかもしれませんね。そういう余韻を持たせてくれる所も好きです。 [演出] ・1986年の韓国なんて全く知りません。が、それでも当時の雰囲気をリアルに手に取るように感じてしまう。そんなロケ地や街並み、台詞や行動が妙に共感できて面白く感じました。 ・地元の刑事パクは2年生大学出、チョは大学出ておらず、ソウル市警の刑事ソは4年制大学出。この生い立ちを基に、コンプレックスを抱く地元刑事2人とソのちょっとおバカな絡みが小ネタが効いていて好きでした。最初は距離感あるのに、どんどんと仲間意識が芽生えていく流れが、登場人物たちに愛着を持たせてくれる仕掛けになっていてよいですね。エリートのように見えるソが、段々と地元刑事の2人と変わらないように焦燥感を覚えていく姿も見どころではないでしょうか。 [映像] ・ひと昔前、が良く表現された映像になっていると思います。当時の実際なんて知りませんが、それでも「リアル」さを感じさせてくれるところが映画ならではの良さで、それを余すことなく実現してくれています。 [音楽] ・序盤の寂しい感じのBGMは田舎の風景とマッチしていて、妙に共感できる哀愁感があります。これから起こるおどろおどろしい出来事が、こんな哀愁漂う田舎で起こるんですよ~、とどこかアンマッチさを感じさせてくれるところが好きでした。どことなく映画「ハゲタカ」の中国のシーンを想起させてくれました。 ・基本的にはBGMは多用されておらず、雨や風景音のみで物語を進めてくれます。これがまた1986年という時代のリアルを感じる仕掛けなのかもしれません。 [演技・配役] ・主役のソン・ガンホさんは映画「パラサイト」の記憶がしっかりありました。至って普通の容姿なのに、味があってとても好きです。ソンさんがやる天然ぽさと言いますかギャグっぽさといいますか、そういうのは不思議とすっと入ってきて面白く感じてしまうんですよね。ソ刑事演じるキム・サンギョンさんは初めて見た気がします。エリートと一般市民の葛藤・狭間、を非常にお上手に演じられていたと思います。どことなく、中村俊介さんに似た雰囲気を感じました。 [全体] ・映画全体の雰囲気とか物語の流れ、人間ドラマは釘付けにされてしまうような素敵なモノでした。ただ、個人的には実話ありきの話ですが、できれば着地のさせ方をオリジナルにしてほしかったなぁ、と思います。この余韻こそが映画の醍醐味!とも思いますが、どうしてもモヤっとしてしまいました。とはいえ、最初から最後まで「どうなるの⁈」と終始ドキドキさせてくれた映画。とても面白い一作だと思います。ありがとうございました。 #映画 #韓国映画 #2003年 #殺人の追憶 #MemoriesOfMurder #サスペンス #ポン・ジュノ監督 #ソン・ガンホ #キム・サンギョン #キム・レハ #ソン・ジェホ #実話 #リアルな時代描写 #全体3.6 #物語3.7 #演出3.6 #演技3.6 #配役3.5 #映像3.5 #音楽3.5
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