2004年7月31日公開

地球で最後のふたり

LAST LIFE IN THE UNIVERSE

1072004年7月31日公開
地球で最後のふたり
3.1

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

潔癖症のケンジ(浅野忠信)はノイ(シニター・ブンヤサック)の散らかり放題の家に転がり込む。彼女は妹を事故で失い、ケンジはヤクザの兄を殺されたばかりだった。やがてケンジはノイの家を熱心に掃除し始める。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(11件)

切ない23.5%不思議17.6%ロマンチック11.8%悲しい8.8%絶望的8.8%

  • WXYは知ってても、それだけじゃ

    4.0

    ネタバレタイで最初のふたり

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • oak********

    2.0

    日常生活の日常性は創作の材料か?

     「かもめ食堂」に代表される日常性の日常性を描いた作品は好きになれない。ギリシャ悲劇から始まり、ドラマにはドラマの要件があり、それを外していることすら認識できず、素人の学芸会の延長に過ぎないように思われるからである。観客はそれ以上に無知であるから、日常性生活で起こっていることを正当化してしまい、日常生活では稀にしかできない経験を追体験させることで、人生の多面性を示し、人生を豊かにすることこそ映画、演劇の指名だと考えている。この観点から、非情な殺人者をありうる存在として示したことは「ノーカントリー」の優れた点で、すごい点である。  タイは何回も行っており、多少の金を持って無意味に人生を過ごすことにすれば、大多数の凡人が浅野演じる主人公とほとんど同じ人生を送ることが可能である。日本語も英語も満足に話せないタイ人女性との生活は、この映画ほど簡単なものでなく、1週間でやになってしまう。  本作は作る意味さえ理解に苦しむ荒唐無稽の失敗作だと思う。こんな映画に金を使うのならもっと素晴らしいストリーやシナリオを発表したがっている若者がたくさん存在する。資源のミスアロケーションである。

  • hal********

    4.0

    どのシーンも綺麗

    北野映画やキューブリックを思わせる映像美あふれる映画でした。作品中の家具や車、小物などもいちいちお洒落だし、どのシーンも綺麗です。いや、汚いといえば汚いシーンもあるんだけれど。監督はバンコク生まれで、ニューヨークでグラフィックデザイナーとなり、バンコクに戻ったという経歴の持ち主。どおりでお洒落なはずだ。 驚いたことがひとつ。竹内力は服のデザインもしてたんですね!初めて知りました。日本人ヤクザの衣装が”RIKI TAKEUCHI"デザイン。Vシネだけではなかったのか。ちなみに浅野の衣装はすべて"agnies b"だそうです。エンドロールまでじっくり楽しませていただきました。

  • tee********

    5.0

    プラトニックな愛のかたち

    スウェーデンにいたときに観ました。 日本語が恋しい時期に、 半分日本語というのは、 うれしいものです。 で、 つまり、半分は、タイ語、英語、 字幕はスウェーデン語だったものですから、 もう一度観たいと思ってました。 とても印象的な映画だった。 時間の使い方というか、 セリフを使わずにカメラを回しているシーンが長く、 あまり日本ではない感じ。 その時間の流し方が上手。 いろんな奥行きをもたせるし、 風景とともに、 ふたりが、なんだか良い。 プラトニックな二人の距離が、 本当に美しいなぁと。 超几帳面な男。 元やくざで、その暮らしを忘れ、一人タイにいる。 そこへやくざの兄が日本で問題を起し、やってくる。 そして、追っ手の男に殺される。 タイでは、多くの日本人のための文化が発達しており、 風俗もまた、しかり。 そこで働く姉妹。 妹の交通事故に居合わせた二人。 兄妹を亡くした二人の、 奇妙な同居生活が始まる。 女は、日本へ、男のいた大阪へ行く。 それまでの短い同居生活は、 プラトニックであり、 孤独を埋めあうものであり、 そして・・・。 無口で、ダサい感じの男を浅野忠信が好演。 本当に上手ですね、この人は。 女役はタイの女優さん。 きれいな人で、色気もある。 この役にぴったりでした。 タイトル通り、 同じ悲しみを抱え、 歪みを抱え、 “最後のふたり” だと思える、 愛というより、同志のような、 でも、その距離のおき方が美しい感じ。 この監督の映画、 また観てみたいなぁ。

  • くるみ

    3.0

    浅野忠信の不思議感で成立してる

    凄く抽象的な映画で、不思議な雰囲気が漂っています。 浅野忠信の存在感、演技がやっぱり際立っていると思う。 異常なまでの潔癖、自殺願望のある男性を凄く巧く演じていて 不気味ささえ感じてしまうほどだった。 完璧に整理整頓されたケンジの部屋と、自由に好き勝手生きるノイの 散らかり放題の部屋。対照的で面白い。 ノイの部屋の本が浮いたりして、不思議な片付け方がされる 描き方も何だかとても面白かった。 ノイの影響で、無気力だったケンジが少しずつ変わろうと していく様子が良かった。 最初に出てきたヤモリがしっかり伏線となっている所もポイント。 下手すると「訳がわからない映画」なんだけれど、 浅野忠信の不思議な存在感で成立しているのだと思う。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
地球で最後のふたり

原題
LAST LIFE IN THE UNIVERSE

上映時間

製作国
タイ/日本/オランダ/フランス/シンガポール

製作年度

公開日