レビュー一覧に戻る
キッチン・ストーリー
2004年5月22日公開

キッチン・ストーリー

SALMER FRA KJOKKENET/KITCHEN STORIES

952004年5月22日公開

mid********

4.0

心が温まる寒い冬のお話。

1950年代初頭。スウェーデンで「独身男性の台所行動パターン調査」が始まり、調査員のフォルケはノルウェーの田舎町にやってきた。しかし、調査対象の老人イザックは台所を使おうとしない。一方、調査員は調査される男性と交流してはならない規則のため、フォルケは黙ってイザックを観察する。気まずい日々が過ぎたある日、フォルケとイザックはふとしたきっかけで会話を始めた。次第に心を通わせていく2人だが、やがて、規則違反がフォルケの上司に知られてしまう・・・というストーリー。 ほのぼのとしていて、所々笑いのエッセンスが沢山つまっていて劇場でも笑い声が絶えなかった。全体的にとってもゆったり、のんびりとお話が進行していくので、こういう映画を見ていると心がほっとする。 話の過程では、ノルウェーとフィンランド間の確執のような面もさらりと見せていて、両国民にとってはブラック・ジョーク的に映る描写もちらほら。年輪を経たからこそ出来る主人公二人の演技が素直に見る側の感動を誘う。何より人間っていいな、ともだちっていいな・・・と思える作品。景色は冬なのに、雪景色なのに、心はポカポカ。そんな気持ちになれる。

閲覧数1,006