2004年5月22日公開

キッチン・ストーリー

SALMER FRA KJOKKENET/KITCHEN STORIES

952004年5月22日公開
キッチン・ストーリー
4.2

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(58件)


  • かち割りJAPAN

    2.0

    淡々と

    ジャケ裏に書いてあるあらすじがすべてと言っていいくらい中身がないです。 終始淡々と山場も転換もなく正直退屈です。 ただそれが悪いとは一概に言えない感じがあります。 普通の生活をそのまま映画にした。そんな映画があってもいいような。 缶詰のソーセージとニシンがまずそうなのにうまそう。

  • kam********

    3.0

    斬新な実験のお話

    独身男性の台所での動線を観察し続けるという斬新な実験のお話。 実験中、被験者と観察者は一切会話を許されないのだが、その中で徐々に近づいていくイザックとフォルケの友情がとても微笑ましかった。 塩を拝借するところ、イザックが監視椅子に座って眠るところ、コーヒーを差し出すところとか。。 大きな盛り上がりもなくただ実験の様子を映し出すのだけれど、いったいこの実験は何の意味があるのだろう??と引き込まれる。 「死は予定されている」、人生を無駄に過ごしたくないものだが、それに気づくための遠回りの時間も必要なのかもしれない。 2012.03.25鑑賞

  • jun********

    5.0

    地味だけど心に残る

    北欧らしいシュールさ。哀愁と笑いととても楽しめました。

  • sat********

    2.0

    おっさんしか出てこない

    哀愁とわずかなコミカルを感じる作品。 雰囲気はよいけれど、これと言って山もなく終始同じペースなので、すぐ寝る人には向かない

  • jir********

    3.0

    善き人のためのソナタvs小津安二郎

    二つ下のレビューの人が「善き人のためのソナタ」に似ていると書いていたのでその映画の大ファンの私は見てみることにした 結果、無言のまま監視するという所が薄く被っていただけで他は特に似ていなかった・・・ 善き人のためのソナタは一方的に監視していてサスペンスが主だが、これはお互いの同意のもとの監視で最初からハートフルの匂いがプンプンしているので別物と考えた方が良い このサイトのあらすじにもアキ・カウリスマキ監督作品に似ていると書いてあったのに騙された私はバカだ アキ・カウリスマキに似ていると言うことは彼が大尊敬し影響されている小津安二郎にも似ているということになる 確かに固定カメラに淡々と進む物語、内容があるんだかないんだか分からないストーリー、そして心暖まる観賞後感など共通点はあるかもしれない 善き人のためのソナタか小津安二郎か、どっちに似てるかは自分の目で確かめて欲しい

  • rub********

    3.0

    北欧の映画

    DVDで視聴した。 北欧らしい映画だ。 でも、オシャレさ前面アピールではない。 女性がいっさい出てこない。 おじさんとおじいさんしか出てこない。 でも、それでもストーリーが成り立つ。 陰鬱な感じで、ものすごくく淡々としているけれども、ちょっとしたところがオシャレ。 個人的には、同じ北欧映画の「愛おしき隣人」より好きだ。 おじさんとおじいさんの友情物語。 出演者が、すごく人間らしくて良いと思う。 特に、おじいさんのちょっとした意地悪が良い。 相手がいるのに電気を消す、洗濯物で視界を遮る、寝室で料理をする、観察者を逆に観察するなど。 友人が、二人の仲に嫉妬するところも親近感が沸いた。 たいして料理をするシーンがないのですが、料理が美味しそう。 出演者の食べる演技がうまいからだろうか。 きっと口に合わないと思いますが、ニシンが食べたくなった。

  • mid********

    4.0

    心が温まる寒い冬のお話。

    1950年代初頭。スウェーデンで「独身男性の台所行動パターン調査」が始まり、調査員のフォルケはノルウェーの田舎町にやってきた。しかし、調査対象の老人イザックは台所を使おうとしない。一方、調査員は調査される男性と交流してはならない規則のため、フォルケは黙ってイザックを観察する。気まずい日々が過ぎたある日、フォルケとイザックはふとしたきっかけで会話を始めた。次第に心を通わせていく2人だが、やがて、規則違反がフォルケの上司に知られてしまう・・・というストーリー。 ほのぼのとしていて、所々笑いのエッセンスが沢山つまっていて劇場でも笑い声が絶えなかった。全体的にとってもゆったり、のんびりとお話が進行していくので、こういう映画を見ていると心がほっとする。 話の過程では、ノルウェーとフィンランド間の確執のような面もさらりと見せていて、両国民にとってはブラック・ジョーク的に映る描写もちらほら。年輪を経たからこそ出来る主人公二人の演技が素直に見る側の感動を誘う。何より人間っていいな、ともだちっていいな・・・と思える作品。景色は冬なのに、雪景色なのに、心はポカポカ。そんな気持ちになれる。

  • kih********

    5.0

    善き人のための、台所のソナタ

    『善き人のためのソナタ』というのがあった。東西冷戦下のドイツにおける監視社会が舞台だった。映画の基本構図はこれと同じだ。監視(調査)人が被監視(被観察)人に感化されてしまう。  敵対人(他人)への監視(調査)が、関心へと変わり、共感・理解へと深まり、ついには自分の任務を放棄し友人となる。監視は無言のまま(調査は殆んど会話がないまま)、理解と友情を生み出す。『善き人…』の場合は『ソナタ』だった。こちらの台所にはピアノがない。ソナタに当たるものは何だったのだろう。  北欧の緩やかなテンポ、季節のリズム、老いが醸し出す静かなテーマ、隣人とのハーモニー、それらがそのまま『ソナタ』になって響いたのだろう。調査員はソナタの聴き手になって共鳴してしまった。  殆んど同じ年齢に近づいて、この静かでどっしりした“台所のソナタ”が私にも心地良く響いてくる。

  • nam********

    5.0

    ネタバレゆっくり、ともだち。北欧の癒し系ムービー

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • hik********

    1.0

    もうちょっと欲しい

    設定は大変興味深いと思うのですがテンポがなく微妙でした。

  • era********

    1.0

    全然カウリスマキじゃない

    カウリスマキには程よいブラックなユーモアがある。 これにはない。 期待はずれ。

  • kok********

    5.0

    バグダット・カフェが好きならこれも。

    見ているあいだ何度「バグダット・カフェぽ~い」思ったかしれない。 単に、見ず知らずの人間と心を触れ合わせ、 がちがちだったあたまもやらかくなる~ふにゃふにゃ、 そういう点で類似を感じるだけなのだが。 重要なのは「バグダット・カフェ」とどう違うか、 これを語ることで皆様におすすめしたいと思いまふ。 「バグダット~」といえば、 とにかく真っ青な空!真っ赤な大地! 色彩に惚れる映画であります。 しかし「キッチン・ストーリー」の舞台は北欧、 ノルウェーの田舎。しかも冬。 雪はまっしろ、おうちはシンプル、 しかしそこにも、彩光といっていいほどの色があふれています。 星明りのせいか青いくらいの夜空が、 一面の銀世界を水色に染めているのです。 さて「バグダット~」といえば、 女の女らしからぬ友情物語が軸。 「キッチン~」で友情を育むのは、 おっさん、いや、おじいちゃんふたり。 いやいや、おじさんとおじいちゃん。 このふたりがなんとも微笑ましい、 というか、言ってしまえば超ラブリーなのダ。 おじさん、いやおじいちゃんを可愛いと思ったのは、 「恋愛小説家」のジャック・ニコルソンを見て以来であーる。 外国映画(つまりハリウッド以外)が好きな方にはもちろん、 バグダット・カフェが好きだという多くの方へおすすめしたい、 心温まる映画です。

  • cyo********

    4.0

    人が持つ穏やかな心を育てる作品

     鑑賞後にホッと心が温まるような、北欧らしさが存分に発揮されている作品だ。  ノルウェーの田舎を舞台として、スウェーデンから台所行動学の研究にやってきた男と、実験のモデルとなった住人の心のふれあいをぎこちなく、それでも暖かく描いている。  これはもう、北欧の舞台と監督の手腕にやられた。男2人の本当にぎこちない交流、起伏の一切ないストーリー、それでもひとつひとつのシーンが鮮明に心に残る。  序盤の早い段階で、監督の作り出したかった世界に観る者を連れて行ってしまう。でなければ、男2人が会話もせずただただ相手の顔色を伺っているだけのシーンに魅力を感じるはずがない。ベント・ハーメル 監督は自らのアイデアと、北欧の安らぎある舞台を利用して、時の流れを遅くすることに成功し、細かいところまで深く見入ってしまうように視聴者を導いた。  最後に、家の住人が静かにこの世を去り行く場面も、切なさの中に優しさを感じてしまう。映像でもそれは感じられ、霊柩車を玄関に止めて、本来ならば悲しみしか感じない場面も、玄関を少し開けて、そこから漏れる部屋の明かりにとてつもない温もりを感じる。外が雪で覆われていることも、その明かりをよりいっそう引きたたせる。  何気ないところに、美しさや優しさを感じる。そういった心は、これからも生きていく上で大事にしていきたい。以前に、ストレス社会と騒がれた日本。それは今でも変わらない。社会を改善していくヒントは、この作品にも隠されているのかもしれない。

  • aa4********

    5.0

    地味なおじさん二人の話なのに~

    観終わった途端、これはやられたと叫びたくなりました。地味~な感じで始まり、なんとなく観ていたのですが、ふと気がついたら映画の世界に。。ストーリーと同じように緩やかに、でも確実に引き込まれていました。騙されたと思って一度観てみてください。二人の世界に引き込まれ、ちょっぴり幸せになれるはず。

  • tok********

    4.0

    ネコ皮マフラーと馬上睡眠

    キッチンストーリーというだけあってほとんどの場面が台所。 食べ物は出てくるけど、料理するシーンはほとんどない。 ・唯一、火を使うのは、イザックが2階の寝室でこっそり黄色がかった茶色いスープらしきものを作る時だけ。 ・あとは頻繁に飲むコーヒーのため。 そのコーヒーもヤカンにいっぱいつくりおきしているみたい。 ・2人は甘党?  イザックが食べる板チョコを見ていたフォルケはたまらず次の日大量にチョコレートを買い込んで4~5枚一気に食べまくる。 ・フォルケのお弁当はゆで卵(塩、忘れる!)、とパン。 ・そして叔母さんに好物を送ってもらう。その包みの中身はニシンの酢漬け、ソーセージ、ソーセージ缶、チーズなど。 ソーセージスライスにチーズを挟んで、クラッカーと共に。 結局、食べ過ぎて胸焼けして、残りはイザックにおすそわけ。 ・イザックの誕生日には2人で食べるには大きなケーキ。バーボンで乾杯! 「プリム」はホエーチーズの事って言っていた。 ホエーは乳清。  チーズを作るときに大量に残る成分らしい。 それを使って作るのがホエーチーズ。 リコッタチーズなどが有名。 イザックの好物だろうか。 風邪ひいてる人をウマの上に寝せるって・・・。 北欧では風邪ひいたときの常識だったり・・・するわけないか。

  • hit********

    4.0

    痛ましい設定の柔らかなコメディ

    高度福祉国家は性格上、どうしても排除の論理を伴うことになります。 保護すべき「国民」の範囲をどう確定するか、という問題を避けて通れば ただ乗りの横行によって福祉体系は即座に破綻するからです。 スウェーデンが高度福祉国家モデルとして日本でもよく知られる一方で、 こうした議論は人口に膾炙しているとは言いがたいと思われます。 専門家はもちろんちゃんと知っているわけですけれども。 と、いう程度のことは一応心得てはいるけれども、 北欧の国々について詳しいことは何も知らないわたしにとって、 独身男性の台所での動線を調査する、という設定は ばかばかしい一方で、スウェーデンならさもありなんという納得感のある、 みていてやや痛々しい設定に思えます。 そして映画はこうした設定の痛ましさを十二分に踏まえつつ、 しかし内容自体は静かで穏やかな人間賛歌となっており、 現実から目を背けないことによるしこりを残しつつ 柔らかに笑えるコメディに仕上がっています。

  • tak********

    5.0

    いろいろな国ですばらしいものが作られてい

    ノルウェーとスウェーデンの文化の違いなど全くわからないし、 身近でない国の物語というハンデがありながらすごく感情移入ができた。 身の上話など多くを語らないだけに小気味良いテンポの物語。 観たあとほっとして思わずため息が出た。 こんな映画が欲しかったと・・・ いっぱしの評論家気取りで、 高評価映画のあらさがしばかりをしてた自分が恥ずかしくなった。

  • who********

    4.0

    はまっちゃう。

    これはツボにはまっちゃう人にはたまらん映画。 とある博士の実験で、フィンランドで1人暮らしをする男性と、 彼のキッチンでの行動の調査を命じられた調査員の話。 ルールは1人暮らし男性の生活の邪魔をしないこと。 つまり、口も聞かない。手助けもしない。 最初は「沈黙の喧嘩」といった感じで、 キッチンの電気を消して見えなくしちゃったり、 監視員の頭上の穴を開けて逆監視しちゃったり、 洗濯物のステテコを監視員の椅子の前にぶらさげておいたり・・・ いたずら?のやり方が可愛くて、くすくす笑いながら 「ステテコかよ!」と突っ込んだりしてました。 2人が仲良くなるきっかけとなるエピソードもいいですね。 人と人とが関わるようになるきっかけって、とても些細なもので でも関わってしまったら、好きになってしまったら それまで大事だと思っていたものが、ちっぽけなものに変わってしまう。 それまで出来ない、と思っていたことでも、出来るようになってしまう。 人と人とが触れ合う温かさをじんわりと伝える映画、素敵だと思います。

  • sar********

    4.0

    奇妙な交流をユーモラスに

    1950年代初頭、ノルウェーの片田舎で生きる老人と、スウェーデンから「台所行動学」の調査にやって来た男の、奇妙な交流をユーモラスに描いたのんびりコメディ。 調査対象と一切交流してはいけないというルール、 その枠を越えると、今まで見えなかったものが見えてくる、、、 心を通わせていくその描写は、とても繊細です。 ただ、家の中でテニスの審判席のようなものを設け、ずっと口をきかずに観察というシチュエーションに、どうも違和感が、、、 心温まる交流を描いた、ほのぼの系作品で☆4つ。

  • ham********

    5.0

    孤独?自由?だから?

    老年の独身男性の台所行動パターン調査。 おっさんしか出てこない。 同じ部屋にいるのに会話が少ない。 微妙な隊列に微妙な構図に男の微妙な行動と二人の間にあるルール。 スクリーンがほとんど動かずにグレーかかった配色が、 独特のユーモアを生み出しているスウェーデン作品。 やもめの初老の男の家庭研究をするスウェーデンの監視員と それに選ばれたノルウェー男のゆった~~~~りとした話である。 毎日を何事も無事に終わらせたい… いろいろと考えて口にしても行動にしてもなんとなくうまくいかない。 マイナスへと引き込まれていく気持ち。 『あ~…確実に脳細胞が絶滅に近づいてるな』と思うこの頃。 そして残された細胞が今までにない行動に出はじめている自分にはもってこい。 精細な表情、仕草、態度、二人の静寂した空気が不思議と目が離せない。 ちょっとした高度な笑いの中に文化・国籍・言葉の違いがあるのだと見せており、 この二人がお互いを理解するまでの面白さを、楽しめ、 ちっちゃな幸せを生み出しほんわかと暖かいものに触れる感覚となる。 おっさん2人のぎこちないやりとりが何とも可愛らしい。 しかし、6週間も何も話さずキッチンに設置された監視台のイスの上から じ~~~~~~~~~~~と見られてたらストレス溜まるよね。 そこで考えた初老の行動がまた子供染みて素朴感いっぱいでキュート。 キッチンを通して一緒に過ごしたことで、 いつの間にか芽生えた友情と相手を思う気持ち。 バースデーケーキ・クリスマスの乾杯の約束に秘められた人間らしさが 恋人同士なら嫉妬も感じてしまうかも。 ホントの心の交流ができる人はいますか? オススメ度  90%  (100%tyu)

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