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心の羽根
2004年5月15日公開

心の羽根

DES PLUMES DANS LA TETE/FEATHERS IN MY HEAD

1102004年5月15日公開

琴那

4.0

ネタバレ辛すぎます

ブランシュは、夫ジャンピエールと、5歳になる息子アルチュールと 3人でベルギーの街で平穏な日々を送っていました。 自分の見ていなかったときに、アルチュールがいなくなり、 探し始めたときには遅すぎました。 夫と話し合ったり、気持ちを分かち合ったりはしようとせず、 ひとりで抱え込んでしまいます。 そのうちに、アルチュールの幻影を見るようになり、 幻影と遊んだり話したりするようになります 彼女が息子の現実を受け入れられないだけでなく、 彼女自身が現実の生活を見られなくなってきます。そこから、 息子の幻影を作り出してしまったのかもしれません。 この作品は、あまり会話がないので、観る側の心の持ち方によって、 感じ方が変わってくると思います。 じっと見ていると、彼女の行動だけを追うことになり 話の中では、悲しみの持って行きどころがなく、足が地につかず さまよっているようすです。 その状態を、ずっと観ているので、感情移入しすぎると気持ちを 抱えきれなくなってしまいそうでした。 ようやく涙を流すことでつらさが癒えますが、 悲しみは抱えて生きていく様子でおわります。 この映画を、見始めたときの自分には重く感じ、 一度で観終わることができませんでした 二度目に心の準備をして、観終えることができました。 じっくり観ようとされるなら、心の強さが試される作品だと思います。

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