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SAMURAI

SAMURAI

SAMOURAIS/SAMURAI

90

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4.0

ネタバレ「頭にクモがいる」

という台詞は、ティム・ロビンス主演の『ナッシング・トゥ・ルーズ』でマーティン・ローレンス演じるキャラがティムに車の中で言うものです。意味は、頭にでかいクモが付いているという(そのまんまな)意味ですが、ティムは「スラングは判らない」というずれたことを言っています。 この映画には関係ないって? いや、大いにあるのです。 だってボスキャラが、そのまんま、頭にクモがいるんだもん。笑 正確には、頭にでっかいクモの形をした…………ミミズ腫れ?のようなものがあるんだけですけど。 なぜクモなのかは謎。そして最後まで謎のままで終わる。意味不明。不気味っぽさを出したかったのでしょうか? さて、内容ですが。 B級映画ですね。ええ、めちゃくちゃB級映画ですよ。笑 まあこの手の映画にストーリー性とかメッセージ性とか求めちゃいけませんよね。 主なキャラは五人。主人公の警部(名前は忘れた)、その娘ユミコ、フランスの青年マルコと、その友人ナディール、そして敵の……ええと……クモ男でいいや。(いいのか?) 時は戦国世は地獄。戦で窮地に陥った警部の祖先はクモ男を召喚して敵を追い払う。 用が済んだらクモ男を地獄に送り返そうとしたのだが、なぜかできずに、祖先は呪われてしまう。 そしてその男の娘がクモ男を出産し、クモ男はこうして肉体を手に入れる。 で、いきなり五百年後。 五百歳になった皺だれけの年老いた(とは言っても、バク転とかしてめちゃくちゃ元気なんだけど)クモ男は新たな肉体を手に入れるために、警部の娘に魂を宿す。 ユミコはパリに留学中。祖先から、クモ男が生まれる前に娘を殺すようにいわれた警部はパリへと向かう。 そこに立ちはだかるクモ男の部下達。 警部を殺し、娘を確保しようとする。 繰り広げられる壮絶な戦い。 だが、クモ男は生まれてしまう…… てな感じの話です。 マルコの通うジムに、ユミコを追ってクモ男の部下達が追ってくるのですが、いやーこの男達、強い強い。笑 ジムの屈強な男達をこてんぱんに叩きのめしてしまう。そのくせユミコにあっさり倒されたりするのですが。いまいちパワーバランスが判らない。ユミコが強いのか。ジムの男達が弱いのか。 結構いい感じの戦いだったからいいんですけどね。あえて言うなら、ジムのトレーナーっぽい黒人の男にもっと活躍して欲しかったなー。絶対、クモ男の部下よりも強そうだもん(これはジムの男達全員にも言えることだけど)。 あ、それとジムの女格闘家の顔を蹴り飛ばしたのはちょっと酷いと思いました。 ギャグ担当のナディールもいいキャラしてました。 偶然とはいえ、クモ男の部下を一人倒しましたしね(倒し方に思わず爆笑) 全体の感想としては、B級ながらもなかなかよく作ってあると思います。 文句1・もうちょっとましな女優はいなかったのかなあ、あのヒロイン。    吹き替えで見るならいいけど、字幕で見た場合日本語が酷すぎる。電話の時なんて棒読みだし。    しかも全っ然可愛くないし。 文句2・あのマイクロプロセッサー。序盤でクモ男が深刻そうに話してるからきっと何かとんでもない秘密が隠されているんだと思った。     研究所っぽいところで、『BUSHIDO2』というゲームに反応してそれが手裏剣に変形して警部を襲ったから、「大量殺人でも計画しているのか!?」と、ちょっと楽しみになった。     それが……     …………………………。     ええええええええええええええええ~~~っ!?     そういう展開になっちゃうのかあああああああっ!?     はい、大爆笑してしまいました。     注・ここからは完全にネタばれになります。       クモ男が復活し、アパートの屋上でマルコと対決。     圧倒的な強さを見せるクモ男。     ちょうどその頃、マルコの部屋で弟とその友達がゲーム(BUSHIDO2)をプレイ。     それに反応し、マルコのポケットに入っていたマイクロプロセッサーが手裏剣に変形。     そして!     なんと!     なぜか!     そのマイクロプロセッサーがマルコの首の後ろに装着される!爆     さらに!     マルコがゲームのキャラクターとシンクロし、ものすごい動きを見せる!     これには参った。     めちゃくちゃ笑ってしまった。     いったい、クモ男はこれでなにをしたかったんでしょうか……?     謎です。     ☆は3が妥当ですが、笑わせてくれたのと戦闘シーンがなかなか格好良かったのでおまけして4にします。             

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