ナタリー・ドロンに逢いたくて
- yad***** さん
- 2008年2月12日 18時20分
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ナタリー・ドロンのレビューを書きたくて『サムライ』を探すも、
家の近所のレンタル店には何処にも置いてない。
仕方ないので車でちょいと足を伸ばして、非会員の大型店を探察。
借りたいのが10本くらい置いてあれば、入会してやろうか・・・
ま、とにかく、『サムライ』を求めて真っ先にサスペンス・コーナーを・・・
スルーして、アルバ様が牛耳っているであろうホラー・コーナーへ(笑)
ウォッ!こんな所に『怪奇!兎男』があるではないか♪
あぁ・・あぁ・・・恋焦がれた『尻怪獣アスラ』まである・・・
借りられていたが。。。
O,K♪、入会決定だ。
しっかりと『怪奇!兎男』を握り締め、店内を散策。
無いな・・・『サムライ』も、他に目ぼしいのも・・・
つうか、探すのめんどくせーな。。。よし、店員に検索させよう。
お馬鹿作品ばかり借りてる近所の場末の店では、
すっかり店員にナメられて鴨られているが、此処では新参者。
よし、ここは一発バチコーンいわして、タダモノではない客とビビらせておくか・・・
「あの、恐れ入ります、『サムライ』っていう作品を探して欲しいです。
アラン・ドロン主演の仏映画で、サスペンス、監督はJ・P・メルビルです、置いてますか?」
『き、決まった♪バチコーンいわしたった♪やや、いちびった感はあるが、最初が肝心。
フフフ・・・完璧だ・・・どのワードをターゲットにしても絶対ヒットするに違いない』
店員「あー申し訳ありません、・・・ローマ字でサムライならありますが。。。」
ん?ローマ字?ひょとしたら公開時の邦題が、ビデオのタイトル時に変更になったのかも・・・
そういうの、僅かながら例があるからな・・・ということで一応、案内してもらう。
で、たどり着いたのが、SF・アクション・コーナー。。。
何 か 嫌 な 予 感 が す る ・ ・ ・
店員「あ、ありました、こちらになります♪」(得意顔)
手渡されたのがこの、
( ̄ー ̄)y-~~~~~~~~ 『SAMURAI』
すぐさま、様々な感情がこみ上げてくる・・・
『をい!こら!テメー、明らかに俺が言ったのと違うだろ!
だいたい、『SAMURAI』ってタイトルのSF・アクションって、なめてんのか?
この俺様がこんなの借りる輩と思ったのか?見かけで判断したのか?あ”???』
うむ、即決・ジャケ借り!
店員の判断は、正しい。
後生大事に『兎男』を握り締めていたんだから・・・○| ̄| _
結局この2本を借りる為に入会手続きを・・・
何でいつもこうなるんだろう・・・
わざわざ車飛ばして高けーガソリン代、レンタル代、入会費をどぶに棄てに来たのか・・・
傑作ハードボイルド・サスペンスを借りる為に来店したのに、何でこうなるんだろう・・・
まるで漫画じゃん・・・こんなネタみたいなヤツ本当に居るのか・・・?
俺以外に♪ (:D)| ̄| _
早速、鑑賞。
さ~て、どう斬ってやろうか・・・
ど、どうしよう・・・おもしれー、これ!
十分、V・シネのレベルは達しているお♪
B級つっこみ所は多々ある、ありすぎるが、なんせアクション・シーンはガチ。
連中は皆、きちんと基本を学んでいるホンモノの格闘アクター。
やや早回しだが、姿勢が美しいので違和感が無い!
懲りすぎな映像やカメラワーク、大層なワイヤーアクションが少なく、ひたすら基本の肉弾戦は、
かえって好感が持てる。つうか、大好き。
うむ、倉田保昭氏が出ているではないか・・・納得。
知る人ぞ知るが、知らない人は全く知らない、往年のアクションスター。
ならば、こちらも剣を収めねばなるまい。
脱力、爆笑、失笑、説明不足、荒唐無稽とぶった斬れるが、それは無粋。
な~んも考えんでただ、楽しめばよい作品なのだ♪
楽しめる人だけで(笑)
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