あらすじ・解説
派遣社員のひなみ(香里奈)や大学生の大輔(成宮寛貴)らは、さとうきび収穫時のアルバイト“きび刈り隊”に応募し、沖縄にやって来た。彼らは寝食を共にしながら、約7万本のきびを刈る作業に従事する。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(135件)
- sxa********
3.0点
沖縄で似たような経験をした私がすんなりと入って行けた映画。 初めて会ったもの同士が沖縄の島にいると何故か仲良くなっちゃうんだよねー。歳も立場も出身地も違うのに、何故かみんな青春してる。だから出会いを求めて沖縄の島に帰りたくなっちゃうんだよね。 おじいおばあの穏やかさはほんとうに魔法です。 この映画はとりわけ大きな事件が起きるわけでもなくサトウキビ狩りをひたすらするんだけど、人って経験で変わっていくんだよなぁて思える映画でした。あの6人は人生のたった一部だけど、一生忘れられない経験になったね。 沖縄に帰りたくなる映画でした。
- さーたん
4.0点
なんというハートフルな映画だこと! ひと夏のさとうきび畑での収穫作業を通して、若者たちが一つ成長するそんな設定とストーリーです。 地味なエピソードが効果的に配置され、それぞれの人物の背景があらわになっていく展開は、全く無駄がなく目が離せません。 さとうきび農家のおじいとおばあ、沖縄の自然に癒される、心地よい2時間を堪能しました。
- tat********
4.0点
沖縄、6人がさとうきび収穫の住み込みバイトで展開する人間模様。 初めは自分勝手でバラバラだったが、作業を進める中でそれぞれが理解し合いまとまってゆく。 おじいと、おばあの多少のことでは動じない安定感と貫禄が安心感につながっている。「なんくるないさぁ」の境地に達したいものだ。 仲間と一つの事に、バテルまで打ち込めることが出来るのは幸せだ。 話しとしては、6人それぞれの事情を設定しやすく、一つの目的のために集まっているので、予想通りの展開。でも、楽しめる。 ーー 2020/07/30 7
- oir********
4.0点
面白さは全く期待せず、沖縄の空気感でも感じ取れればと見始めたが不思議に目が離せず、見終えた感想は実に爽やか。 男子イケメン2名はまだいいとして、あれだけの綺麗どころ女子が3人というのも実際はあり得なさそうだが、そこはそれぞれ訳アリということで違和感を希釈化。 途中これまた訳ありそうな女子が飛び入り参加。 えらそうな古参男子(勿論彼にはそうする正当な理由あり)への反発、不和エピソード、各々の問わず語りの独白、そして重大事故など織り交ぜ、最後は一致団結してのサトウキビ刈りノルマ達成まで飽きることなく見させるだけの魅力があったと認めざるを得ない。 しかし、こんなシンプルすぎる題材でよくまぁ2時間持たせられたものだと感心するが、そこはまったりした沖縄の空気感と「なんくるないさぁ」が板についていたおじいとおばあの存在もかなり大きいと思われる。※両名は地元出身俳優 そして途中飛び入り女子の「作業歌」やおじいの沖縄民謡などがまったり周波数を増強させ、全体音楽ともども絶妙なハーモニーを奏でたということなのかもしれない。 総評3.5、繰り上げ四つ星 サトウキビ刈りは経験ないが野菜収穫アルバイト経験はあり、沖縄経験者から話は聞いていたので既知感があったのがポジティブに作用した可能性あり。 最もその人間は畑所有者のがめつさをぼろくそ言っていたし、肥料散布が面倒になり畑の真ん中にドバっと撒き捨ててさぼるとか、とんでもないことをしていたようだが(笑。 しかし、広いとはいえすべて人力で刈り取る人件費を差し引けばそれほど利益が出るとも思えず、聞けばかなりの公的補助金が費やされているようでもあるので、国内砂糖産業も楽ではないのは確か。 本物の沖縄黒砂糖はえらく高いがそれも仕方ないことなのだろう。
- エル・オレンス
3.0点
様々な過去や悩みを背負って集結した初対面の若者たちが、他人にぶつかりながらも、お互いに一つの目標に向けて心を一つにしていく脚本って、高校演劇でよく見かけるなあと思いました。 惜しかった点は、若者一人一人の心境の変化の描き方が淡泊だったこと。特に主役の香里奈と長澤まさみは、ほとんど印象に残らなかったです。(まあ香里奈の役は、周囲の仲間を俯瞰する役割が大きいかもですが) 逆に良かった点は、変に恋愛ドラマを挟んでこなかったことですね。 沖縄の海やサトウキビ畑の美しく壮大な映像、そしておじいとおばあの癒しぶりにも感動しました。
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