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ぼくセザール 10歳半 1m39cm (2003)

MOI CESAR, 10 ANS 1/2, 1M39/I, CESAR

監督
リシャール・ベリ
  • みたいムービー 39
  • みたログ 265

3.96 / 評価:54件

映像の魅せ方はいいものの話の展開が・・・

  • deu***** さん
  • 2018年1月30日 10時53分
  • 閲覧数 158
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

最初に黒い傘だらけのオープニング映像から始まりそこから葬儀シーンに繋ぐ演出や、主人公が学校のプールでダイブ(?)して水中での主人公の視線を見せる映像演出は素晴らしいんですが、肝心の話がいまいち何をしたかったのかが分かりにくかったという印象です。

最初の葬儀シーンでの主人公の語りで、亡くなった共同経営者がきっかけで環境が変わっていくことになると語られるのでそれ絡みの不幸が主体で話が進んでいくのかなと思えば、あっさり序盤でその話は片付いて主人公の恋愛話に変わっていき、後半は主人公の友達と男友達の父親を探す話になるので最初の話(共同経営者云々)自体が不要だったのではと思ってしまいました。

それとはまた別に、主人公が子供というだけで父親が警察に連れて行かれた事情を話されなかったり、お店でお菓子を買うにも露骨に子供扱いされて子供扱い自体を不満に思うシーンがあるのですが、結局最後まで精神的に大人になったというシーンもなくそのくだり自体なんだったのかという消化不良感が強いです。


伏線もちょいちょい張られているものの全く活かされておらず、
例えば序盤の方で、主人公自身が暗記は得意と語るシーンや暗記した長文を授業で披露する場面、先生からも暗記の評価が高い事が分かるシーン(初めて校長室に呼ばれたシーン)があるのですが、後半のコピー機のない図書館で住所録を見て男友達の父親を探すシーンでは全く活かされず、覚える場面もなく覚えていたというシーンもないので、その暗記のくだりは正直意味あったのかなと・・・。

後半の男友達の父親を探す話をメインにしていれば名作になったのではないかなと思います。
前半の学校絡みの話やおじさんの家のくだりは完全に意味がなかったのでそういった点でもちょっと余計な話が多過ぎるかなと思った映画でした。
子役の可愛らしさや演技の上手さ、また映像の魅せ方が上手いので肝心の話の微妙さに誤魔化しが効いている印象です。
音楽も良いだけに話の微妙さが勿体無い作品でした。

余計な話になりますが、個人的には字幕で見た方がいい映画だと思います。
吹き替えは主人公の声が高過ぎるので違和感が強く(主人公は太っている設定なので尚更)、最後まで見続けるのが辛いので・・・。

詳細評価

物語
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映像
音楽

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