あらすじ・解説
昭和30年代。瀬戸内海に浮かぶ島に臨時教師とやってきた吉岡(坂口憲二)は、島の子どもたちから「機関車先生」と呼ばれる。大きくて強そうで、「口をきかん」からだった。子どもたちはすぐに吉岡が好きになり、先生と子どもたちの楽しい授業が始まった。だが、中には、口のきけない先生に対して不満を持つ親もいた。
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作品レビュー(22件)
- es_********
4.0点
若き坂口憲二目当てで見たのですが、まぁ、フレッシュでかっこいいw と言うのは置いといて… この作品、主役は子供達でしたね。 当時の素朴な純粋な瞳をした子供たちを良く演じていました。 出だしから涙涙でした。 みんなかわいかった。 ストーリー的にはもう少し感情の起伏が表現されてても良いのかなと思ったのですが、これはこれで、穏やかな島の生活が現れているのかなと思ったり。 郷愁を感じるのには良い作品かなと思います。 今時にはあまりない、佳作です。
- kih********
2.0点
瀬戸内の島に臨時教員が赴任してくる。瀬戸内(の小島)設定の学校物語は沢山あるような気がする。現代の行き詰まった社会に、どこか安らぎを求めたい欲求に応えるためだろう。だから、穏やかな瀬戸内だ。純真な子どもたちだ。ちょっと安易な感じがするが、それで癒しになるのであれば、それはそれでいい。とやかくいうことでもない。 剣道で名を馳せた青年が、試合で喉を突かれ、それが元で声が出なくなって、故郷の島の学校に赴任する。子どもたちと関わる内に、再び教師の道を歩むべく、島を去る。先生には随分都合のいい話だ。でも、村人や学校がそれでいいのだったら、傍からとやかくいうことでもない、かもしれない。 しかし、自分のこととして考えれば、自分の田舎にはこのような先生は迷惑だ。 定年退職後のいわゆるIターンで田舎暮らしを堪能させて貰っている。自然も食べ物も豊かで、癒しなんていうものではなくて、終の棲家、だから今や故郷だ。でも、地元の人々との付き合いに関しては結構気苦労が多い。何かにつけて余所者・新人と言われ警戒感を露わにされる。村の若者たちは都会に去っているというのに、だ。そういう所に、地の重鎮(の息子)が戻ってきて、歓迎されて、また去って行く。傍からとやかくいうことではないけど、こちらは傍らではなくて渦中に住んでいる。とやかく言いたくもなる。
- oce********
5.0点
映画なんて所詮フィクション。 ずっとそう思っていました。 本作も何てことないです。先生と子供の交流を描いた作品なんです。 でもそれが胸を打って、初めて映画を見て号泣しました。 今でもオススメを聞かれたら、必ず上げる作品です。
- いないち
4.0点
脚本は短くてもう少し色んなエピソードが欲しい所で少し不満ですが、少ないエピソードの中で丁寧に演じるキャストの好演に引き込まれました。個人的には泣ける癒し映画でしたが、賛否両論みたいですね。
- kou********
2.0点
原作は未読だが、ぶつ切りのエピソードを並べただけの脚本が酷いというか、展開を安易に予測出来る構成は如何なものか… 老若男女に分かりやすく創ったのかもしれないが、観客をバカにし過ぎじゃないか? もう少し楽しませて欲しいものだ。 良かったのは、瀬戸内海の美しい海と島々、それと子役たちだけだ。
スタッフ・キャスト
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