群盗、第七章

BRIGANDS, CHAPITRE VII/BRIGANDS-CHAPTER VII/BRIGANTI

122
群盗、第七章
3.8

/ 5

40%
40%
0%
0%
20%
作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(1件)

恐怖16.7%不思議16.7%絶望的16.7%ファンタジー16.7%コミカル16.7%

  • kow********

    4.0

    “ノンシャラン”とは対極の世界

    本作の、唐突に罰せられ、殺され、拷問される人々をクールに捉えた眼差しには、祖国の通った過酷な歴史を冷静に見つめる厳しさがある。 イオセリアーニ自身、親族が銃殺されたり、国外追放にあったりしているらしい。 「私は輝かしい未来もみんなの幸せも信じちゃいない。私が信じるのは人間個人の運命なんだ」と監督。 「人間はたった一人で善と悪の間を切り抜けて行かねばならない」とも言っている。 イオセリアーニは、この映画の前に「唯一、ゲオルギア」という、グルジアの歴史と現在を検証するテレビ用長編ドキュメンタリーを作っており、祖国の痛ましい内戦の記録をまとめるうちに、本作の構想が出来上がった様だ。 人間は、悲惨な記憶を持つ者ほど優しくなれるというけれど、この人のその後の映画に描かれる~全てを大らかに包み込み笑顔を返した様な映像世界~は、本作でピークに達した厳しさの裏返しなのかもしれない…と思った。 主役の常連俳優=アミラン・アミラナシヴィリ他、ほとんどの俳優が1人2役~4役演じているのは、“時代を通して権力者が人民をかたちを変えて押さえつける構造の類似性“を描きたかったからとの事。 本作は1度ならず何度でも繰り返して観る事で、様々なディテールを発見できそうな作品だ。

スタッフ・キャスト

人名を選択するとYahoo!検索に移動します。


アミラン・アミラナシヴィリ王/サルタン/ヴァノ/浮浪者
ダト・ゴジベダシヴィリ騎士/秘密警察長官サンドロ/乞食
ギオ・ジンツァーゼ王の楽師/ピアニスト・バイオリン弾き
ニノ・オルジョニキーゼ王妃/テロリスト/武器商人の手下の妻
ケティ・カパナーゼサルタンの第一妻/サンドロの妻/武器商人の秘書
アレクシ・ジャケリ時計屋/国家元首/マフィアの弟
ニコ・カルツィヴァーゼ馬丁/ピオネールの指導者/武器商人の手下
ニコ・タリエラシュヴィリ秘密警察長官サンドロの息子ニコ

受賞歴

ヴェネチア国際映画祭第53回

審査員特別賞

基本情報


タイトル
群盗、第七章

原題
BRIGANDS, CHAPITRE VII/BRIGANDS-CHAPTER VII/BRIGANTI

上映時間

製作国
フランス/スイス/イタリア/ロシア/グルジア

製作年度

公開日
-