あらすじ・解説
山間の小さな町に住む春野一家。高校生の長男・一(佐藤貴広)は片思いの女の子が転校してしまい、ショックを受けていた。一方、小学生の長女・幸子は、時折姿を現し、自分のことを見つめる“巨大な分身”に翻弄されきっていて……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(165件)
- nak********
5.0点
勧められる知り合いは周りに 居ないけど なんかドツボで大好き 音楽が何年か経っても急に思い出したりする
- at0********
5.0点
オススメの仕方もわからないのですが大好きな作品です(笑)初めて観たのは小学生の頃です。何故この作品をレンタルショップで借りたのか、誰が借りたのか分かりませんが姉妹でどハマりしてしまい頻繁にレンタルしてましたね。笑いをとるわけでもなく、淡々とほわほわしたり気持ち悪かったりシュール?な世界観のまま時間が過ぎていってどこが見どころですかって言われても何と答えるべきか…笑 なんで悩んでたんだっけ?って思える作品です。
- xtk********
5.0点
好き嫌いが分かれますが、私は大大大好き派です! こちら30代半ばになる女性ですが 高校の時に初めて観た時から、ふと思い出した時に観返しては、今では心の拠り所になるくらいの大好きな映画になりました。 個人的には「長ったらしく中身が無い」と言われるのも、この映画の良いところだと思っていて、ピースフルが過ぎて音や音楽を聞きながら寝落ちするのも最高です。 随所にあるエキセントリックなところも大好きです。 石井監督が図らずのことかもしれませんが、この映画を観てから、夕焼けが特別なものになりました。
- アサシン
2.0点
とにかく2時間半を叙事詩のごとく風物詩のようにシュールで痛い場面に退屈でうんざり。 笑えないし、感動も無いし、関心もしない。 ただ、多くの有名俳優が出てるのが不思議だけど。
- つとみ
5.0点
山と畑しかないような田舎に暮らす春野家の人たちの一時ととらえたハートフルシュールコメディ。 自分好みで面白かったんだけど、何が良いって、春野家の人たちが、嘆いたり文句を言ったり、ましてや怒鳴ったりしないのが良いよね。 だけど、ちょっとした悩みはあって、それを克服すべく一歩踏み出すストーリー。 悩み自体は誰にでもあるような些細な、悩みともいえないようなことで、そこに特別さがないのも良いよね。 映画でよくあるパターンだと、現状を打破するためのトラブルやきっかけがあって、それがドラマとなり前に進むものだが、「茶の味」に関してはそれがないのがまた良いよね。 誰にでもあるような悩みは特別なことなどなくても前に進む。つまり、すごくシンプルな人間の成長の物語なんだな。 全体的にまったりとしたストーリーを刺激的にし、ドラマチックさや瞬間的な楽しさを出すために、奇抜な映像表現とやけに豪華なキャストがある。ただの自然の風景も美しかったけどね。 全身刺青で血まみれの男役の寺島進さんは特に最高だったな。 一言も発さない寺島進さん。ただ立っているだけの寺島進さん。じっと見つめてくる寺島進さん。頭にウンコのせた寺島進さん。もう爆笑だった。 映像の方では、何度か出る、真っ暗闇の中を走る電車の場面が幻想的で良かったね。窓から漏れる明かりだけが浮かび上がって夜空を飛ぶ銀河鉄道みたいだったよね。 終盤近くまではまったりし過ぎてて星4つだったんだけど、最後でガツンとやられて星5つに格上げした。 ここからそれについてネタバレあり。 ただのファンキーなコメディ担当の老人だと思っていたお爺の残したアニメーションは感動的だった。 家族が成長し喜ぶ瞬間がお爺の喜びだったんだな。 山に見守られる中で僅かな成長をみせる春野家の人々。家族の成長をただ見守るお爺が山だったんだ。 幸子はお爺に少しだけ背中を押されて逆上がりができるようになった。 電車の中でハジメを見守る父は新たなお爺を予感させる。 毎日当然のように訪れる夕日を見るように、特別ではない成長を見守る山がある。
スタッフ・キャスト
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