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コーヒー&シガレッツ
2005年4月2日公開

コーヒー&シガレッツ

COFFEE AND CIGARETTES

972005年4月2日公開

gir********

4.0

即興性の面白さ

いたるところニヤッとする面白さ。日常の会話ってしっかりとキャッチボールされているわけではない。落としたり、流したり、妙な方向へ飛んで行ったり、強く返球したり。 第1話、どうしてもスティーヴンと言えないところなんか、シナリオがあってのことなのだろうが、どこまでシナリオが書かれているのだろう。基本的な状況設定だけして、あとは俳優に任せているのだろうか。偶然出てきた面白さを生かしている感じ。インプロ(即興演劇)的だ。 第2話の「双子」、そういえば最新作の「パターソン」でも双子がいいスパイスになっていた。 第3話、イギー・ポップとトム・ウェイツ、もう二人がいるだけで面白い。エンディングの「ルイルイ」はイギー・ポップかな。かっこいい! 第10話にはビル・マーレイがウェイターで出てくる。あまりにわざとらしいコーヒーの飲みっぷり。おかしい。 コーヒー&シガレッツ、テーブルの黒白がモノクロ映画にうまく溶け込んでいる。大作でない、こういう映画があることも素敵だ。人間は面白いと思わせる。また違う組み合わせで(あるいは一部同じ組み合わせで)続編が見たくなった。

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