2004年8月7日公開

プリンス&プリンセス

PRINCES ET PRINCESSES/PRINCES AND PRINCESSES

702004年8月7日公開
プリンス&プリンセス
4.5

/ 52

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(28件)


  • b_b********

    5.0

    ネタバレ憎いほどシャレている

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • gir********

    5.0

    金曜ロード○ョーでやればいいんです!

    これ、地上派向けだと思います。 まず評価。星は、6つに近い5つです! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ミッシェル・オスロ監督。 「キリクと魔女」「アズールとアスマール」どちらも大好きです。 でも、一番地上派向けなのは、この「プリンス&プリンセス」でしょう!! 深夜には松尾貴史さんのコメンタリー版を流せば、そちらも評判になりそう。 (「今面白い映画やってたよ」) (「えっ、何それ」) (「あっ、このあと深夜からまたやるみたい」) たまにはそんな粋な放送があってもいいでしょ、日本テ○ビ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 原田知世・松尾貴史・穂積隆信(敬称略) この3名様の、吹き替えで観ました。 吹き替え、間違いなしでしたよ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 地上派向けだと思う理由 ・日本人には、どこか懐かしい ・フランスの、小粋な空気がしゃれてる ・作品に嫌味がない ・オトナもコドモも、オトコもオンナも楽しめる ・2時間弱の番組として、ノーカット放送で、CM枠、いっぱい取っても、みんなに嫌がられない(67分ですしね・・・そんな作風なんですよ) ・途中から観ても、スッと入れるし。 ・ザッピングしてる時にチラッと映ったら、まず、気になります! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 自分は4本目のおはなしについてひとこと。 オスロ流、ロードムーヴィーなのでしょうね。 (↑全くネタバレではないです。だって、ロードムーヴィーではないから) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 これ夏前にやって、夏休みの「崖の上のポニョ」の、もったいぶった予告でも流せばいいじゃん、日本テ○ビ。 誰か、鈴○プロデューサーに電話しておいて!!

  • kan********

    5.0

    これまた・・・良い!

    影絵によるアニメです。 どうなんだ?と思いながら借りました。(ミッシェル・オスロ監督作なんで) まず、設定が面白い。 若い男の子と女の子とおじさんがいます。 その3人で話し合って、好きな物語の登場人物になると言う設定で6つの物語が作られる訳です。(主に男の子と女の子が出演するのですが) ?『プリンセスとダイヤ』 ?『少年といちじく』 ?『魔女』 ?『泥棒と老婆』 ?『冷酷なプリンセス』 ?『プリンスとプリンセス』 の6つの1作が10分程度の短編です。 昨今はコメディアンも1分程度のショートコンと的なものが流行ったますが、それのアニメ版と考えたら良いかな? ただ珠玉の6作品です。 どれもそれぞれ持ち味が違いそれぞれが面白い。 ちなみに国や時代設定もばらばらです。 【参考】 ???は中世のヨーロッパ風 ?は古代エジプト ?平安時代の日本 ?はなんと西暦3000年のヨーロッパ風? どの作品も何となく先が分かるような物語でありますが、脚本がしっかりしているのと派手で無いですが演出が上手いので面白く観れます。 ただラストの?は一応表題と同じ物語ですが、一番馬鹿馬鹿しいです。 ある単純な事を王子と王女が繰り返す訳ですが、途中でどうなるのか?それだったら怖い事になるんじゃないか?とか思いながらドキドキして観てましたが・・オチがそう来たか! でも・・・なるほどね。それで止めないと怖いもんね。 と、納得してしまいました♪ 【余談】 洋画は吹き替えで見る事が多いのですが、女の子役の原田知世は良かったですねぇ。(女優としても最近になって良作に出てますね)

  • eri********

    5.0

    6組の男女の物語

     最初から心奪われてしまいました。  今まで私の知っている“影絵”っていうのは…犬とかカニとか蛙とか…手で作るやつでしたよ。  そうか、これが影絵か。    どの話も大好きです。男女どちらにも魅力を感じます。 1.プリンセスとダイヤモンド  細かい衣装や蟻やダイヤ…一見見えなさそうな表情も感じ取れてしまう。黒い紙に穴をあけて光らせたというダイヤのシーンですが、奇跡が起こる瞬間にふさわしい美しさでした。  2.少年といちじく  元々、象形文字で書かれた物語だそう。ただ、違いは男女出るようにファラオを男→女にした点。この話では行政官の汚さがよく出てて好きです。伝令が首をはねられるのはシェイクスピアなどの話ではよくあるそうですが、この話が元となっているそうです。 3.魔女  お城に住む魔女というだけで、城に入るだけのためにあらゆる攻撃を仕掛ける。しかし傷つけてどうにかしようと言うのは間違いで、話し合いから解決が生まれることがあるんだ、というメッセージも感じ取れました。彼女は魔女と言うよりも、独特な創造家、という感じです。 4.泥棒と老女  北斎の浮世絵との融合が何とも美しいこの作品。舞台は平安時代、日本のお寺だそうです。なんとも不思議で、泥棒に同情してしまうくらいの面白さもありました。 5.冷酷なプリンセス  この話が6つの中で一番好きです。題材はグリム童話の『海の野うさぎ』。果たして地上で唯一監視されない場所とは…?金が無くても知性がある、器用さがある、心がある男性がとても素敵でした。 6.プリンス&プリンセス  何とも皮肉なこの作品。自分勝手な2人の男女の話。大きく小さく姿が変わるのは見ていてとても楽しかったですね。最後は初めの姿に戻ると思いきや…そうはいかないイジワルな感じも好きです。  6つの国の6人の男女(おうじさま・おひめさま)のお話。とても心が癒されました。

  • pap********

    5.0

    ∴*ジブリ推奨の、小粋な影絵物語*∴

    前から気になっていた本作。 レンタル屋で探してみるもなかなか見つからない・・・。 ・・・ん~~、あった!!・・え、ジブリ?? ジブリのコーナーにあった(驚)!! てっきり、話の雰囲気からディズニーのあたりを探していたのだ。 ジャケットにも、『ジブリCINEMAライブラリー』とある。 どうやら、《宮崎駿監督が影響を受けた作品、彼らが認める傑作、 ハリウッドの作品などの陰になって一般の人の目には触れて こなかった世界の隠れた名作の数々を、一般の映画館を借りて、 またDVDにして紹介していっている》そう。 (三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーの紹介より)。 --とりあえず本作をお探しの方、ジブリのコーナーにあると 思われます* そして結論から言うと・・もう、こーゆーの大ッ好き(><)!! 全編影絵の本作なのだが、色遣いが美しいのなんのって---。 モノトーンの建物や人物が、カラフルでビビッドな原色の中に 映える映える! もう、全てのシーンがポストカードになる--。 1話10分のお話×6本と、その間あいだに、 次はどんな話にしようかなぁ~という作り手のエピソードが入る。 3話終わったところで、『1分休憩します。ご自由にお話を*』 なんてシャレたテロップまで入り、本当に1分待ってくれたり。 そしてもともと、この美しい画さえ見れればいいかな~と、 正直、物語にはそこまで期待していなかったのだが・・・。 1話見てみると・・・・ん?レベル高いぞ・・?ストーリー!! この短い時間の中で、密でよく練れている脚本。 これは子供より、まさに大人向けの小粋なおとぎ話-。 そして私が1番好きなのが、3話目のエピソード『魔女』。 魔女が住む城をおとし、魔女を退治することができたら 国の王女と結婚することができるというものなのだが-。 あらゆる手で、様々な男達が城をおとそうと試みるも 全て魔女の返り討ちにあい、なす術がない人々達・・・。 そこへ主人公の若者が、想像だにしない方法で城へ 向かっていく・・・。 その方法とは??-そして、驚愕の結末とは!? ・・・と、かなり大袈裟な紹介になったが(笑)、 この話のラストにはかなりのサプライズがあるのだ!! 2時間見ても、ダラダラと面白くない作品だってあふれている中で、 たった10分でここまで見る者の心を動かすとは・・・恐れ入った。 しかもその結末がまた粋で、心憎いのだ(-ω-。)☆ ちなみに4話目の『泥棒と老婆』は、北斎の時代の日本が舞台。 なんと泥棒のほうが可哀想に思えるくらいブラックが効いていて、 それでいてラストには思わず、ニヤッ☆としてしまう(笑)。 あ、5話目もよかったなぁ~。 ちなみにこちらのプチドンデンは私もなんとなく分かりました☆ それでも、とっても素敵なお話・・・* 70分でここまで様々なエピソードと、目も楽しませてくれる作品 は、そうっそうない。さすが、ジブリが推奨しているだけある-。 他のレビューを見てみると、皆さん好きなエピソードがバラけて いるのが面白い。 どれも、同じくらいの濃さと面白さがあるということなのだ。 誰が見ても、好きなエピソードが1つは必ずあるハズ・・・。 アニメ好きの方や女性には、ぜひ見ていただきたい1本☆☆

  • end********

    5.0

    影絵なのに、こんなにも表情が豊かなんてっ

    美しいですね。 影絵で、こんなにも表情豊かな作品が出来上がるなんて、本当にオスロ監督ってすごいです。 こないだ、オスロ監督の「アズールとアスマール」をみて衝撃をうけ、オスロ監督の作品をもっと見てみたいと思い、借りてみました。 アズールとアスマールもそうだけど、この監督さんは新しい手法というか、改革を恐れないと言うか、他の監督さんにない着眼点がありますよね。 そしてこんなにステキな作品ができている。これが監督と言うものなんでしょうね。本当にものすごい才能の持ち主だと思います。 影絵なので、登場人物は全て真っ黒。登場人物の表情もほとんど変わりません。 だけど、周りの色や会話や手足の動きだけで、こんなにも表情豊かにるなんて!そして、ものすごくシンプルな画面だから、光らせたいものや目立たせたいもの、美しく描きたいものがとってもゴージャスに映るんです。 影絵も一本の木だったり、生えている花や草だったり、建物が丁寧に作られているから、一つ一つの場面が印象に残ります。 こんな見せ方もあるんだなぁって感心しちゃいました。本当にステキです。 日本のお話が出てきたことが嬉しかったです。 次は、「キリクと魔女」をどうにか探して見てみたいです。

  • nic********

    5.0

    甘いだけじゃない影絵の世界

    初、ミッシェル・オスロ。 みなさまの評判がとってもいいこの作品、 いったいどんな展開だろうとわくわく。 始まってびっくり。影絵ってこういうことかぁ。 ほんとに影絵だわ・・・。(なんとなく想像ができてませんでした) 出だしは軽快なテンポで勧められていきます。 それにしてもなんてきれいな世界なんだろう。 そしてお話が進むごとにどんどん引き込まれていきました。 1話目「プリンセスとダイアモンド」で、乙女ワールド満載のおとぎの話の始まりだ~と思っていたら 2話目「少年といちじく」、ん??なんだか少しずつ様子が変わってきて・・・えぇ?その影絵の画、私には結構衝撃ですが・・・ なんかけっこうきてますよ。 いやでも、それがまたたまらない。 3話目「魔女」。いやー圧巻・・・。そして青年、かっこいいなぁ。 全編を通してですが、フランス語の声優さんの声やしゃべり方も好きで、なおさらかっこよく見えました。 (フランス語は全く分かりませんが♪) 4話目「泥棒と老婆」、ジャポネのお話に出てくるおばあさんのSぶりに笑えます。 このお話の影絵が一番見事。北斎の絵をベースに、他のどの話とも違う何とも繊細なつくりで ずーっと眺めていたいような美しさ。そして最後の最後まで魅せられます。 5話目「冷酷なプリンセス」、こちらはウタドリの歌の音色が耳に残る、なんだか胸を打つお話でした。 そして6話目「プリンス&プリンセス」はラストにふさわしく、楽しくって笑えます。最後までぬかりなしだわ。 決して甘いだけじゃないオスロワールド。 こどもももちろん楽しめるとは思いますが、このよさは大人こそ味わえるんだろうなぁと思います。 きっと素敵だろうなって思ってたけれど、想像してたよりもずっとずーっと素晴らしかったです。 鑑賞1作目にて、すっかりとりこになりました。 次は何を見ようかな~~。

  • yok********

    5.0

    『準備はいい?』 『oui!』

    『キリクと魔女』ですっかり惚れてしまったミッシェル・オスロ監督の作品。 なんと、影絵アニメです。 鮮やかな色彩は封じ込められ、黒い影で表される人物は当然表情の描き方に だって限界が出る。しかも私が苦手な短編集。 期待半分心配半分での鑑賞だったのですが、やっぱり最高~~☆☆☆ ピリっと、それでいて優しいストーリーはオスロワールド全開です! 影絵と合う色彩ってあるんですね!決して派手ではなくとも、素晴らしいグラ デーションや、黒にひきたてられる鮮やなコントラストを堪能できます。 星や宝石の輝きもきれい! そして、ストーリーの進め方もおしゃれ♪ ミュージカルのように始まるオープニング。少年と少女がいそいそと写真技師 の元に集まり、どんなお話の主人公になりたいか、どんな衣装がいいか、希望 を出していきます。でもどんなラストになるかはわかりません。 影絵の衣装に着替え、 『準備はいい?』『oui!(ウィー)』 を合図に物語へと送りこまれます。 お話は全部で6つ。 ☆『プリンセスとダイアモンド』 草むらに散らばったダイヤを111粒集めないと解けない王女の呪い。 王女の登場時の背景がとにかく綺麗! ☆『少年といちじく』 王女に謙虚にいちじくを捧げる少年とそれを邪魔しようとする行政官。 ストーリーは王道の展開ながらちょいシュール。 ☆『魔女』 王女と結婚するため魔女のお城にせめこむ人々の話。人々の攻撃に反 撃するお城の仕掛けが独創的で最高!! アイデアが面白い!ラストも素敵♪ ☆『泥棒と老婆』 舞台は日本。老婆と、その肩かけを盗もうとする泥棒の話。オスロ監督 が影絵で表現する日本の美しさ、必見!! ☆『冷酷なプリンセス』 冷酷なプリンセスの愛を求めるウタドリ使いの青年のお話。 未来の舞台設定が面白い!プリンセスの素顔の描き方がたまりません。 ☆『プリンセス&プリンセス』 キスする度に変身してしまう王女と王子。 こんなものに変身させるかっ!?って発想とお互いの反応が面白くていい! ラストもお楽しみ♪ う~ん、どのお話も美しい画といい、ストーリーといい本当に素敵でおすすめ! 皆さん、オスロワールドに浸る準備はいいですか? 『oui!!』

  • and********

    5.0

    ネタバレ色彩の美しさ、さすがです!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mov********

    3.0

    オールエジプト風味のキャラと話の断裂感?

    うん、私には合いませんでした。 理由はわかってますけど、こう皆さんの評価と自分が乖離してると、 さすがに引け目を感じますなぁ~ だからってそんなのどうでもいいですけど。。。私のレビューなんだから。 お話も面白い、日本語吹替えキャストもいい (『キリクと魔女』(1998)には吹替えキャスト紹介されているのに、 本作は何故ないの~?ヤフーよ、相変わらずいい加減な仕事だな~ 私も間違えだらけレビューだから言えた義理じゃないけど松尾貴史さん達に失礼だよ!) がそこまで。 この監督さんエジプト美術が好きなんですってね。だからか~ 全編にわたりキャラがエジプト風なのは。私には受け付けられなかったなぁ 何か古代エジプトの象形壁画の人物見てるみたいで、影絵には合わない気が。。。 実際エジプトのお話も出てきますしね。どことなくミイラオーラが漂う。 ジブリが監修でもしていれば(オスロ監督には失礼だろうけど)もっとカワイく まとめられたんだろうなと。そうだジブリもやってくれればいいのに影絵。 キャラのモチーフがダメでした。 あとお話。 「プリンセスとダイアモンド」。 これあんなに都合よく話がすぐに終わっちゃって「はやっ!」と。。。 全6話中で一番短いよね~?お話は素敵なはずなのに、 これならこんなお話はいらな~い。その分他のお話に尺を使えば良かったのでは? 本作の題名にもなっている最終話の「プリンスとプリンセス」も最後王子様と姫に 入れ替わっちゃうところで互いに不満を言って終わるんだから(怒) 後味悪いは最後はやっぱり元に戻って愛を深めるロマンチックな余韻を期待してたのに、このバッサリ感。。。 まるで甘いチョコレートでコーティングされてる酢昆布食ってるような不愉快さ。 そう全編言えることだけど、余韻を感じるヒマなく話を終えちゃうのが、 私にはどうにも合わない。 それでも贔屓目ではないが、日本の「泥棒と老婆」が一番フォルムも自然で絵も奇麗で お話も良かった気はします。が、最後泥棒の感想もなくやっぱりバッサリ。 せっかくジブリ配給なので間違いなく癒されることを期待したのにこの不発感。。。 苦悶の70分。何度か再生を止めつつようやく完食。。。 慣れないフランス料理に食傷気味のアタクシでした。。。残念! それでも監督の真摯な制作姿勢と吹き替えられた 松尾貴史さん 原田知世さん 穂積隆信さんの素晴らしい演技に応えて ☆3つでゴメンナサ~イ

  • tom

    5.0

    キラリ光る、小さな真理の“ダイヤモンド”

    私は“教訓くさい話”が、好きです。 例えば、小学6年生の時、母が一冊の漫画を買ってくれました。 それは、中国の故事成語を集めてマンガにした、けっこう分厚い学習漫画でした。 私は、その故事成語の詰まった学習漫画を、何度も何度もくり返し読んだものです。 例えばそれは、蛇に足を書いてしまったせいで、酒を手に入れ損ねた男の話だとか。 例えばそれは、どんな物でも突き通す矛(ほこ)を売っていた商人が、客のひとりに言い負かされる話だとか。 私はそれらから、人間の愚かさや賢さ、また、人の生きる道について、多くを教わったと思っています。 「人には思いやりをもって優しく接しましょう」だとか、「弱い者いじめをしてはいけません」だとか。 そういう、幼い頃から言い聞かされてきた“どうとく”よりも、一段ふかい“知恵”のようなもの。 そんな“知恵”に気づかせてくれる“教訓くさい話”が、私は好きです。 ミッシェル・オスロ監督のアニメ映画『プリンス&プリンセス』。 6つの国を舞台に繰り広げられる王子と王女の物語。 短編集なので、1つ1つの物語は“無駄”がそぎ落とされ、起承転結のはっきりした、簡潔でうつくしい構成を持つお話に仕上がっています。 そして、これら、いずれのお話も、まるで中国の故事のような“知恵”を含みもち、それぞれ、違った味わい深さが楽しめます。 薄っぺらでつまらないメッセージのわりに、やたら冗長で大仰(おおぎょう)なスケールの映画が多いなか。 このように、しっかりとした“味”のある短編集には、すっきりした気持ち良さをおぼえます。 “影絵”という、表現に制約の多い手法もまた、逆に、観る者の想像力をいっそう刺激するのでしょう。 ほんのちょっとした小話のなかにこそ、あんがい、“真理”が語られているものです。 しみじみしたり、痛快だったり、ほっこりしたりしながらも、一話ごとにひと粒ずつ、小さな真理の“ダイヤモンド”がキラリと光る、そんな映画だと思いました。

  • jas********

    1.0

    教育用のアニメみたい☆1.5

    王子様とお姫様の関係をベースにした、 6つの寓話からなるアニメ作品。 すべて影絵で見せています。 ストーリーは絶賛するほど面白くもないんですが、 影絵の長所をうまく使って洒落た雰囲気を出しており、 いかにも高評価がつきそうな良質な作り。 ただキャラに関しては評価のつけようがありませんし、 きれいな映像といっても影絵では限界があり、 個人的には教育テレビの番組を見ているようで、 映画としてはちょっと物足りなかったです。 子供や女性には楽しめるのかもしれません。

  • goo********

    4.0

    考え抜かれた影絵映画

    影絵の映画は初めて見た。色彩が限定されるし表情が消されるわけで、制約が多すぎると思ったが、こうした10分程度の童話的話だと問題ないどころかメリットのほうが大きい。キスする度に変身してしまう王女と王子の『プリンセス&プリンセス』なんて話では影絵ならでのは変身の妙が楽しめる。 いちぢくを貢ぐ時の不自然なまでの体の曲がり具合なども影絵ならではの表現力だ。 肝心の話もよくできた童謡で面白い。 話は最初ドラマづくりの打ち合わせからはいるとこがいい。さらに3本すんだとこで「ご自由に話をしてください」と1分間時間をくれるのも面白い。そんな映画も初めてだ。結構知的に考え抜かれてる。 10分程度ということで限界も少しあって愛すべき小品というとこですね。

  • hid********

    5.0

    影絵アニメ

     ミッシェル・オスロ監督作品です。  しかも、驚きの影絵。人物と背景は2Dの黒です。  この作品には6編ものショートストーリーが入っています。合計でも1時間ちょっとですのでお気軽です。  今日は、その1つ目である「プリンセスとダイヤモンド」を紹介したいと思います。(注:ぶりばりオリジナル脚色あり)  あるところに、呪いにかけられ、囚われたプリンセス(以下:P)がおりました、というお話。  ある日、チョイ悪の王子(以下:A)と心優しき付き人(以下:B)は、森の奥でアリの巣を見つけました。森に入った目的は、もちろんプリンセスを救うためです。 A:「おっ!アリの巣を発見。巣に火をつけてやれ」とライターを取り出す。 B:「おやめになってください!いきなり、なんてヒドイことを!」とライターを持つ手を振り払う。  こんなやり取りをしている時、目の前に呪いにかけられて動けないプリンセスが現れました。  プリンセス曰く、呪いを解くには、111個のダイヤを集め、首飾りを作る必要があると・・・。またそのダイヤが砂粒ほど小さいかけらなのです。  いくら美しく輝くといっても、草むらの中で見つけるのは至難の技。 A:「そんなの簡単だぜ!ベイベー」  しかし、そのダイヤを集めるのは制限時間があったのです。失敗すると、さきほどのようなアリんこになってしまうのでした。プリンセスの持つ砂時計の砂が全部下に落ちてしまったらチ~ん♪というルールがあったのです。  結局、数個ほどしか、集められませんでした。口ほどにもない王子A。たちまち、アリの姿に。 B:「今度はボクが探し集めます!どうしてもアナタを救いたいのです!」 P:「無理をしてはなりません、先ほどの結果を見たでしょ!アナタもアリの姿よ」  結果、努力の甲斐なく、付き人Bも数個しか集めることができませんでした。  もう、今からボクもアリか・・・・む、無念っ!  と思ったその瞬間、足元に無数のダイヤが集まって来たのです。  それはもう美しい光景。  さて、勘のよろしい皆さんはお分かりですね。  他の5作品はタイトルだけ紹介させていただきます。 ?「少年といちじく」←エジプトのファラオと少年のお話。 ?「魔女」←中世の魔女のお城に乗り込もうとする青年のお話。 ?「泥棒と老婆」←舞台は北斎の時代で日本です。 ?「冷酷なプリンセス」←ウタドリ使いの青年のお話。 ?「プリンス&プリンセス」←口づけ1つで、プリンスとプリンセスの体が色んな生き物に変身。  不思議と、お気レビさんのレビューがゼロなのですが、すでにレビューされてる9人中8人(2/19日現在)が満点なのです。  ジャンル的に比較対象もないし、☆の数で評価するのが忍びない作品なのですが、Yahoo!さんのシステム上、あえて付けるなら5つしかないでしょう。 次回予告「アズールとアスマール」です。

  • har********

    3.0

    ネタバレ女性が観るならいいのかも・・・

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • jcp********

    4.0

    おしゃれ

    影絵のような絵で、とてもお洒落な映像を堪能できます。 ストーリーは、現代の人がいくつかの寓話を作るっていう感じで進んでいきます。 中には日本の話も入っていて、色々と楽しませてくれます。 普段、同じような映画を見ている方は、一度見てみてはいかがでしょうか。 アイディアに溢れた作品です。

  • piz********

    5.0

    パーフェクト

    素晴らしい!! いくつかのおとぎ話を影絵で見せてくれる形ですが、映像、音楽、お話とどれも美しい。 特に鮮やかでありアナログな匂いをも感じさせる映像には鳥肌が立ちました。 思わずアスールとアズマールと併せてDVD買ってしまいました。

  • pai********

    5.0

    やっと観れました♪

    この作品は近所のレンタルショップになくて、たまたま会員だったオンラインショップに入荷したのでリストに追加、待ちに待ってやっと観ることができました。 まず映像、オスロ監督定番の影絵手法で素晴らしいです☆ 影絵であれだけ美しく、表現豊かに描けるのってすごいです。。 ストーリーは短編6編からなっていて、キリクと魔女のような、、冷酷な魔女やお姫様に恋する純朴でかしこい男の人の話が多いです。 私はなかでも「冷酷なプリンセス」という話が好きでしたが、日本を舞台にした「泥棒と老婆」の話はひとひねりあっておもしろいです。 短編なので1話1話が短く、あっという間に感じますが、たくさんの物語が観れてお得な気分♪ やっぱりオスロ監督、素晴らしいです。 ずっと観たかった作品だけど、これでオスロ監督作品を全部観終わってしまったので寂しいです。。

  • rea********

    5.0

    全てを見せられないから、その分感じるもの

    胸の中に大量の紙吹雪が舞いました。 胸の中でたくさんの美しい鐘の音が鳴りました。 そんな心地良さです。 よく想像する王子様とお姫様のお話の数々かと思いきや、 甘いだけでは終わりません。 でも、どのお話も色んな意味で無駄がありません。 現実‥いやもしかしたらそれ以上に隅々まで繊細に創られ、描かれる世界を見せられることにすっかり慣れてしまった今日この頃ですが。 黒で表現される人物や建物でも、ちゃんと感情の大きさが伝わってくるし、場面場面での匂いや、そこに流れる空気まで漂ってきそうです。 ひとつひとつのお話が宝石のような輝きです。 ダイヤモンドの首飾り。 誰も知らなかった魔女のお城の中。 グラデーションに染まる空。 姫君たちが身にまとうドレスの装飾。 お婆さんの肩掛け。 馴染みある日本の風景。 美しい。もう本当に美しい。 ちなみに、1度目は字幕で鑑賞。 幻想的な画と耳から入るフランス語のリズムにあっという間に引き込まれました。 2度目は吹き替えで鑑賞。 予想外(失礼)に良かったのは、原田知世さん。 温かくも凛としたお姫様から愛らしいお婆さんさんまで、 違和感なく幅広く演じられていました。 ストーリーと画の素晴らしさもさることながら、途中に挿入される 『一分間 休憩します ご自由にお話を』の画面。 そして特典映像に含まれる『影絵をつくってみよう』の項目。 もう、なんて粋なことしてくれるんでしょう!! お気に入りレビュアーさんのおかげでこの作品を知ることができました。 ありがとうございます。 もっと沢山の人にこの素晴らしさが広まりますように。

  • ami********

    5.0

    オスロ監督の女性観??

    最初は正直、ちんまりまとまった佳作だな~ぐらいの感じで、 余裕で鑑賞していたのですが。 3話「魔女」で笑っちゃったあたりから俄然、夢中になってしまった。。 4話「泥棒と老婆」の絵心と不思議な世界、ラストの幻想的なことといったら! 5話「冷酷なプリンセス」はど真ん中キタ、、、オチわかっても問題なし! 6話「プリンス&プリンセス」で、またクスクス、、、としながら、 きちんと6話全部を締めくくっていることに関心しちゃう! ところで、すっかりミッシェル・オスロ監督のファンになってしまった私。 彼の描く女性像は細やかではないし、 一筋縄ではいかない魔女や、お姫様とはいっても冷酷だったりするのだけれど、 そこがいいんだな~。 5話で、プリンセスが求婚者たちを一網打尽にしていくあたりは圧巻(笑 でも、そんなプリンセスや魔女が抱えている悩みや痛み。 素顔をそのまんま受け入れて、すーっとプリンセスの懐に入っていく、 5話のウタドリ使いの青年は、、、 「キリクと魔女」のキリクほどのやり手とは感じず(笑 オスロ監督自身は、キリクばりのやり手なんだろうな~。 女心をすごく解ってるとは感じないけれど、 女性への敬意とやさしさが感じられる。 すっかりオスロワールドの虜です☆

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