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プリンス&プリンセス
2004年8月7日公開

プリンス&プリンセス

PRINCES ET PRINCESSES/PRINCES AND PRINCESSES

702004年8月7日公開

pap********

5.0

∴*ジブリ推奨の、小粋な影絵物語*∴

前から気になっていた本作。 レンタル屋で探してみるもなかなか見つからない・・・。 ・・・ん~~、あった!!・・え、ジブリ?? ジブリのコーナーにあった(驚)!! てっきり、話の雰囲気からディズニーのあたりを探していたのだ。 ジャケットにも、『ジブリCINEMAライブラリー』とある。 どうやら、《宮崎駿監督が影響を受けた作品、彼らが認める傑作、 ハリウッドの作品などの陰になって一般の人の目には触れて こなかった世界の隠れた名作の数々を、一般の映画館を借りて、 またDVDにして紹介していっている》そう。 (三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーの紹介より)。 --とりあえず本作をお探しの方、ジブリのコーナーにあると 思われます* そして結論から言うと・・もう、こーゆーの大ッ好き(><)!! 全編影絵の本作なのだが、色遣いが美しいのなんのって---。 モノトーンの建物や人物が、カラフルでビビッドな原色の中に 映える映える! もう、全てのシーンがポストカードになる--。 1話10分のお話×6本と、その間あいだに、 次はどんな話にしようかなぁ~という作り手のエピソードが入る。 3話終わったところで、『1分休憩します。ご自由にお話を*』 なんてシャレたテロップまで入り、本当に1分待ってくれたり。 そしてもともと、この美しい画さえ見れればいいかな~と、 正直、物語にはそこまで期待していなかったのだが・・・。 1話見てみると・・・・ん?レベル高いぞ・・?ストーリー!! この短い時間の中で、密でよく練れている脚本。 これは子供より、まさに大人向けの小粋なおとぎ話-。 そして私が1番好きなのが、3話目のエピソード『魔女』。 魔女が住む城をおとし、魔女を退治することができたら 国の王女と結婚することができるというものなのだが-。 あらゆる手で、様々な男達が城をおとそうと試みるも 全て魔女の返り討ちにあい、なす術がない人々達・・・。 そこへ主人公の若者が、想像だにしない方法で城へ 向かっていく・・・。 その方法とは??-そして、驚愕の結末とは!? ・・・と、かなり大袈裟な紹介になったが(笑)、 この話のラストにはかなりのサプライズがあるのだ!! 2時間見ても、ダラダラと面白くない作品だってあふれている中で、 たった10分でここまで見る者の心を動かすとは・・・恐れ入った。 しかもその結末がまた粋で、心憎いのだ(-ω-。)☆ ちなみに4話目の『泥棒と老婆』は、北斎の時代の日本が舞台。 なんと泥棒のほうが可哀想に思えるくらいブラックが効いていて、 それでいてラストには思わず、ニヤッ☆としてしまう(笑)。 あ、5話目もよかったなぁ~。 ちなみにこちらのプチドンデンは私もなんとなく分かりました☆ それでも、とっても素敵なお話・・・* 70分でここまで様々なエピソードと、目も楽しませてくれる作品 は、そうっそうない。さすが、ジブリが推奨しているだけある-。 他のレビューを見てみると、皆さん好きなエピソードがバラけて いるのが面白い。 どれも、同じくらいの濃さと面白さがあるということなのだ。 誰が見ても、好きなエピソードが1つは必ずあるハズ・・・。 アニメ好きの方や女性には、ぜひ見ていただきたい1本☆☆

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