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ベルヴィル・ランデブー (2002)

LES TRIPLETTES DE BELLEVILLE/THE TRIPLETS OF BELLEVILLE/BELLEVILLE RENDEZ-VOUS

監督
シルヴァン・ショメ
  • みたいムービー 150
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4.05 / 評価:194件

とにかく魅力なのがデフォルメとシュールさ

  • ron******** さん
  • 2021年8月24日 9時26分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

’03年度の第76回アカデミー賞では長編アニメ映画賞と歌曲賞の2部門にノミネートされたフレンチ・アニメの傑作。
架空都市を舞台に、誘拐された孫を救おうとする老婆の冒険をノスタルジック&シュールにつづる。
戦後のフランス。
自転車レースに参加した孫を、マフィアに誘拐されてしまった老婆。
小さなボートで孫が乗せられた大型船を追ううちに、老婆と愛犬ブルーノは巨大都市“ベルヴィル”へとたどり着く。
今回、今回は5864日振りのスクリーンでの公開というリバイバル公開です。
監督・脚本・キャラクターデザイン・作画監督は、「パリ・ジュデーム」や「イリュージョニスト」のシルヴァン・ショメ。
声優は、「イリュージョニスト」のジャン=クロード・ドンダ、「アメリ」などのミシェル・ロバン、モニカ・ヴィエガスなど。
音楽は「アップサイドダウン 重力の恋人」などのブノワ・シャレスト。
原題「Les Triplettes de Belleville」
映倫区分G
2002年作品
フランス=カナダ=ベルギー合作作品
配給はクロックワークス
上映時間80分

大好きな作品なんです。
DVDも持ってます。
今回のリバイバルで、もう一度劇場で観ようと思いました。
この映画は評価も高かったので、世界中にファンがいます。
私もその一人です。

初めて公開された2002年頃は世の中はCG作品に軸足を移していった。
そんな中で、2D手描きアニメーションにこだわったこの作風がとても大好きです。

とにかく魅力なのが、この絵とシュールさ。
人物の顔や体、街、船などに過剰なまでのデフォルメが加えられている。
このデフォルメがとても不思議な動きをします。
もの凄く、クセがつよいんじゃぁ。です。
多少グロテスクな感じはするんですが、これがなぜかノスタルジックさを感じさせる。
可愛らしくて、それでいてダーク。
このバランスが見事です。

ストーリーはとてもわかりやすくシンプル。
クライマックスの、ばあちゃんたちとマフィアの追いかけごっこの展開も面白い。
全編ほとんどセリフといったセリフのない映画です。
主人公のおばあちゃんも、喋りません。
喋らないけど、デフォルメされた絵が最高に可愛い。
表情や動きが、とにかく可愛い。
それにワンコのブルーノ。
これが最高に可愛い。
ブルーノはワンワンと吠えまくってます。

それに音楽。
これがまた粋。
エンドロールの音楽もいい。

シルヴァン・ショメ監督が敬愛するジャック・タチ、マックス・フライシャーのアニメーション、チャールズ・チャップリンら監督の少年時代、50年代を彩るさまざまな著名人への愛に溢れたオマージュが捧げられています。
随所に散りばめられた、あそび心たっぷりのたくさんの仕掛けも見逃せないですね。
この辺りが非常に魅力的な作品です。

カンヌ国際映画祭では、特別賞、犬のブリュノに対して、パルム・ドッグ賞というの受賞しています。
いいですね〜シャレが効いてますね。

なんか、全てにおいて、観客に媚びてない感じがします。
それがとてもいいですね。

■興行収入予想
興行的には、現段階では上映館数10館と少ない。
7月9日(金)から全国順次公開中。
初回公開は、日本では 2004年12月18日公開。
フランスでは 2003年6月11日公開。
製作費は800万ドル。
興行収入は1470万ドル。
日本の興行収入はわかりません。
今回は5864日振りのスクリーンでの公開というリバイバルです。
初登場圏外スタートでした。
最終興行収入は800万円くらいか。

星4つ(5点満点)
★★★★

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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