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上映中

ベルヴィル・ランデブー (2002)

LES TRIPLETTES DE BELLEVILLE/THE TRIPLETS OF BELLEVILLE/BELLEVILLE RENDEZ-VOUS

監督
シルヴァン・ショメ
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4.06 / 評価:193件

解説

アカデミー賞で長編アニメーション部門と歌曲賞にノミネートされたフレンチ・アニメ。戦後まもないフランスを舞台に、自転車レーサーの孫をマフィアに誘拐された祖母が決死の救出劇を繰り広げる様を描く。監督は高畑勲や大友克洋など、日本のアニメクリエイターからも絶大な人気を誇るシルヴァン・ショメ。ノルタルジックかつナンセンスな作風と、重要なシーンで鮮烈な印象を放つスウィング・ジャズ風の音楽がポイントの秀作アニメだ。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

内気で孤独な少年シャンピオンは自転車レーサーに憧れていた。やがて、成長して世界最高峰の自転車レース、ツール・ド・フランスの出場選手となるまでに至った彼は、晴れのレースの最中、謎のマフィアに誘拐されてしまう。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「ベルヴィル・ランデブー」ハリウッドのCGアニメがプラスチックな量産品に見えてくる

 「やさしい嘘」「ハウルの動く城」と、おばあちゃんの活躍が目立つ昨今、極めつけがこの「ベルヴィル・ランデブー」だ。ただし、このアニメのおばあちゃんと三つ子シスターズは一筋縄ではいかない。強烈なスウィングで「シワシワのヨレヨレでいたい!」なんて浮かれ騒いでいるのだから。

 オスカー長編アニメ部門で「ファインディング・ニモ」と最優秀賞を競った本作、ニモ父さんが大都会シドニーにニモを探しに行けば、おばあちゃんは架空都市「ベルヴィル」に孫を探しに行く。その間、レコード、自転車、汽車、車、犬と、画面ではありとあらゆる動体がにぎやかに運動するが、台詞はほとんどない。バンドデシネの作家でもある監督シルヴァン・ショメの「サイレント活劇」の試みだ。レトロでシュール、純真で凶暴。フライシャー兄弟からジャンゴ・ラインハルト、ジャック・タチまで、好きなもの全部ぶち込んで「トゥンブクトゥでは死にたくない!」なんて歌い踊る。子供から大人まで楽しめるというのがアニメの定番とすれば、子供にはわかるまいというか、そんな区別自体ナンセンスだよ~と笑い飛ばすがごとき、超フレンチな一品。ハリウッドのCGアニメがプラスチックな量産品に見えてくる。

(田畑裕美)

テアトルタイムズスクエアにて公開中

[eiga.com/12月25日]

映画.com(外部リンク)

2004年12月25日 更新

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