レビュー一覧に戻る
ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方
2005年1月29日公開

ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方

THE LIFE AND DEATH OF PETER SELLERS

1252005年1月29日公開

kih********

2.0

「愛し方」? 「コメディ」? どこが?

 「自分というものが無い(空っぽだ)からどんな人間(の個性)でも入れる(演じられる)」が、ただひとつ、(美)女については移り気・惚れ込みが強いという「自分というもの」がある、というこの『ピーター・セラーズの愛し方』、ご丁寧に副題で「ライフ・イズ・コメディ!」と“解説”している。  原題の『The Life and Death of Peter Sellers』つまり、彼の「Life and Death」が「愛し方」だったか「コメディ」だったか、それは余計なお世話というもの、邦訳者の勇み足。私に言わせれば、この俳優さんの実際を知らないけど、映画で見る限りでは、ちょっとおかしい。監督がいう通り「自分というものが無い空っぽ」に過ぎない。「愛」も「コメディ」も、演じることはできても、「自分の」それではない。  この種の男たちが結構多い。まともに付き合っているとこっちまでおかしくなる。最初の奥さんが言っていた。「もう限界よ!」―― 奥さんでなくてもよく分かる。こちらには幾らかでも「自分というもの=キャラ」があるけど、受容量=キャパが小さいので直ぐに限界が来る。それでいてご本人はこっちのカリカリがお分かりでない。申し訳ないけど、こういう人とは深入りしたくない。こういう映画もコメディには見えない。

閲覧数443