2005年4月9日公開

バッド・エデュケーション

LA MALA EDUCACION/BAD EDUCATION

R15+1052005年4月9日公開
バッド・エデュケーション
3.6

/ 191

19%
36%
32%
11%
2%
作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

1980年、マドリード。新進気鋭の映画監督エンリケ(フェレ・マルチネス)の元に、神学校の寄宿舎で共に少年時代を過ごしたイグナシオ(ガエル・ガルシア・ベルナル)が訪ねてくる。幼い頃の面影が全くないイグナシオにエンリケはとまどうが……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(82件)

セクシー23.2%切ない19.3%悲しい12.1%不思議9.2%不気味7.7%

  • tor********

    3.0

    もう少し美しければよかった

    話としてはいいと思います しかしキャストは残念でした 女装は見たくなかったです この手の映画はやはりキャストの美しさが良さを決めるところがあると思います

  • つとみ

    4.0

    男同士の愛憎サスペンス

    過去を回想する形で振り返り現在までの秘密が明らかになっていくサスペンス風のドラマで、ラストが後日談のようにテキストで語られる以外は最後までスリリングだ。 主人公エンリケの目を通して見るイグナシオの物語で、イグナシオはどうなったのか、どうなっていくのかを見る。 ストーリーの面白さや、映像を前後させて使うトリック的演出も面白さ充分なのだが、なんといっても見所は二役を演じ更に女装まで披露したガエル・ガルシア・ベルナルだろう。彼の妖艶さには少しビックリしたぞ。幼少期のイグナシオを演じた子役もまた中々のものでありました。 男が惚れる男イグナシオ。全てを魅力するイグナシオ。そんな作品でありました。 一応注意点として、ほとんど男しか出て来ない、男同士が愛し合う物語なので、もし嫌悪感があるなら避けるのがよろしい。 アルモドバル監督作品は「ボルベール」と本作しか観ていないが、アルモドバル監督のことを全くわかっていないけどわかったような気にさせてくれただけでも価値ある一本だったと思う。 エンリケを彼に重ねれば大体OK?だよね?

  • 一人旅

    3.0

    ガルシア・ベルナルの“美貌”

    ペドロ・アルモドバル監督作。 新進気鋭の映画監督と神学校時代の親友の過去と現在を紐解くドラマ。 スペインの名匠ペドロ・アルモドバルによるミステリー風味のドラマ。1980年のマドリードにおいて映画監督エンリケの前に少年時代の親友イグナシオを名乗る舞台俳優が姿を現したことを発端として、両者の隠された関係性と悲劇、そして謎に満ちた青年イグナシオの正体に迫っていきます。過去と現在を交錯させた構成が特徴的で、現在から過去の記憶の場面に切り替わる際には画面のサイズを縮小させています。 神学校における神父の児童への性的虐待というスキャンダラスなエピソードを織り交ぜつつ、エンリケとイグナシオの過去と現在を深く掘り下げていく作劇で、自身も神学校出身のアルモドバルの実体験が反映された半自伝的作品に仕上がっています。 イグナシオを演じたガエル・ガルシア・ベルナルの、男性なのに艶っぽい演技が出色であり、邸宅のプールでエンリケ役のフェレ・マルティネスと裸で水遊びするシーンは映像的に凄烈です(股間のモッコリをフォーカスしたショットには戸惑いますが…)。イケメン男性同士のイケナイ関係は自身も同性愛者と公言しているアルモドバルらしい描写と言えますが、同時に清楚系ガルシア・ベルナルと脂テッカテカの薄汚い中年おやじの路チューまで繰り出される、腐女子すら歓喜しないであろうゲテモノ趣味まで全開であります。

  • yok********

    3.0

    監督は神父の悪行が許せなかったんだろうな

    どんな悪行をしても、神様は自分たちの味方だと、言った、神父のシーンが恐ろしかった。

  • mih********

    5.0

    頭と感情がかき乱される、忘れられない作品

    結構な筆不精だが、レビューを残して記憶に留めておこうと、だいぶ前に見た作品を思い出しつつ初レビュー。誤字脱字、どんと来い。 「エターナルサンシャイン」、「世界でいちばん不運で幸せな私」、そして「バッドエデュケーション」…………。 当時学生で、ほとんど映像作品に触れたことのない私にとって、この3作が、映画を好きになるきっかけとなった作品。 劇場で、DVDで…………何度見返しても飽きることがない。 この3作が「映画の基本」となってしまったので、以後他作品を見ることで、こういった独特の世界観を持つ映画は稀有なものだと知り、最初に出会えたのがこれらの作品だったことに感謝。だが、他作品にガッカリさせられることも多く(特に邦画)、良くも悪くも映画への価値観がこれらによって決まったと言っても過言ではない。 さて本作。 OPから鮮烈な赤の色彩と頭を打ちぬくような衝撃的な音楽に度肝を抜かれ、画面からは「何かすごいものが見れそう」という雰囲気が漂う。 そこでうごめくのはサスペンスとスリル溢れる、愛と欲望の世界(同性愛者間の)。 自らの欲望のためにエンリケに身体を売るイグナシオことアンヘル。 イグナシオとの昔の愛を確認するため、偽イグナシオと触れ合うも、そこには全く愛を見いだせず、欲望むきだしで身体だけを求めるエンリケ。 愛のためにイグナシオを求め、イグナシオとの愛を得た、まだ少年のエンリケに嫉妬し、その後愛の為に殺人までも犯す神父。 大人間でやり取りされるのは、「愛」という媚薬を振りかけられた「欲望」だけ。 大人間パートで「もうこれ以上はお腹いっぱいスよ……」と思うその頃に、少年時代のパートが挟まれる。美しい本物の愛が確認でき、その清らかさに心洗われる。 だが、この少年時も、だんだんと神父の欲望の介入により、暗いものとなる。 そして偽イグナシオの本性が明らかになるに連れて、なぜかこれまで悪者だと感じていた神父のことが気の毒に思えてくる。神父は愛と欲望に振り回されただけのかわいそうな人であり、 「愛する彼のために何かしてあげたい」 「どうにかして愛する彼をライバルと引き離したい」 という思い(行き過ぎているが)は恋い焦がれた経験のある人なら誰でもあるだろう。 「欲望」だけと先ほど書いたが、愛する人のために犠牲になるという意味では、神父にも「愛」はあったのだと思う。 エンリケにも本物イグナシオへの「愛」はあった。 本当に欲望に駆られ、利用し、「愛」がないのは誰か…………。 後味悪いまま終わりを迎えるものの、美しく彩られた映像と音楽、エンリケ・イグナシオ・神父それぞれの欲望丸出しの妖しい眼光、異常だがなぜか癖になってしまう世界観にハマり、別世界に行きたい時にまた繰り返し見てしまう作品。 あの色彩の残像と共に、説明できないような色々な感情がかき乱され、酔っているような気分に襲われる。 大好きすぎて、生涯忘れられない作品。☆5つ!

スタッフ・キャスト

人名を選択するとYahoo!検索に移動します。


受賞歴

NY批評家協会賞第70回

外国映画賞

基本情報


タイトル
バッド・エデュケーション

原題
LA MALA EDUCACION/BAD EDUCATION

上映時間

製作国
スペイン

製作年度

公開日