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ターミナル (2004)

THE TERMINAL

監督
スティーヴン・スピルバーグ
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  • みたログ 1.1万

3.68 / 評価:2764件

解説

スティーヴン・スピルバーグ監督が“空港から出られなくなった男”にスポットをあてて描いた感動のヒューマン・ドラマ。主演にトム・ハンクスとキャサリン・ゼタ=ジョーンズという大スターの演技が、空港という限られた空間での人間関係に深みを加える。実際に建設された空港内のセットには実際にテナントも入り、本物そっくりの精巧な出来。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

クーデターによって祖国が消滅してしまったヨーロッパのクラコウジア人、ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)は、アメリカの空港にて足止めを余儀なくされる。その足止めの期間は数か月にもおよび……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

TM & (C) 2004 DREAMWORKS LLC
TM & (C) 2004 DREAMWORKS LLC

「ターミナル」ホロリとさせられるマイノリティーによる人情噺

 空港の中に国境がある。地図の上の山や川ではなく、人が大勢行き来する場所にこそ、人間の思惑が渦巻く場所にこそ国境があるのだと、実感させられる映画だ。突然故国が消滅し、空港ターミナルから出られなくなったビクター・ナボルスキーが対峙するのも、この人の国境だ。

 法律の隙間に落ち込んで進退窮まった彼を、法律のケーススタディにするのではなく、人間対人間のドラマの中でサバイバルさせるところが、人情噺が好きなスピルバーグらしい。しかも、空港という国境を機能させるために働いている裏方の労働者たちは、かつて国境を越えてアメリカに入国するのに苦労させられたマイノリティーたち。パスポートに守られて足早に空港を出て行く人には冷淡な彼らが、税関で捕まったロシア人を救ってから、ビクターを同類として認めて受け入れていくあたりは、定番の描写だけれど、やっぱりホロリとさせられる。

 ビクターとスチュワーデスの恋は必然性がないが、2人を盛り上げようとするインド人、グプタの愛らしさには爆笑&涙。本物と見紛うばかりのターミナルのセットと、久しぶりにフィジカル・ギャグで運動神経の良さを見せるトム・ハンクスにも拍手だ。 (森山京子)

日劇1ほか全国東宝洋画系にて公開中

[eiga.com/12月26日]

映画.com(外部リンク)

2004年12月26日 更新

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