あらすじ・解説
スペイン内戦で両親を失ったカルロス(フェルナンド・ティエルブ)は孤児院に預けられる。彼は管理人のハチント(エドゥアルド・ノリエガ)ら大人達にも環境にもなじめず、次第に霊に悩まされるように。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(34件)
- doughboy
4.0点
雰囲気、シナリオ。とても素晴らしい。 因果応報というべきか。綺麗にまとまってる。
- arl********
3.0点
今や巨匠の域にあるデル・トロ監督の若いころの作品。 監督らしいつくりはとてもいいのですが、ストーリーがちょっと気に入りませんでした。幽霊や主人公を含む子供たちの行動にいまいち納得がいきません。 オープン・ユア・アイズのエドゥアルド・ノリエガ(ハチント役)、ルックスはかっこよかったですが超悪かったですねぇ.... 3.4点、丸めて☆3つって感じ。
- yos********
3.0点
決してつまらない映画では、無い。ただしホラーを期待すると まったく違う。どちらかと言うとスペイン内戦時の孤児院を舞台にしたドラマ。 スペインの乾いた大地の美しい映像や 役者の素晴らしい演技は、とても良い。
- dkf********
3.0点
タイトルからの連想で一般的にはホラーとしてジャンル分けされているが、実際は子供が主役の「オカルティック・ファンタジー」ととらえるべきだろう。 演出も実に印象的。スペイン内戦時の孤児院という設定が良いし、およそホラーとは無縁な陽光降り注ぐスペインの青い空の下、終始ゆっくりとしたペースで静かに進むドラマと濃淡のはっきりした映像が物悲しさをいっそう際立たせている。どこか文学的な雰囲気さえ漂わせるこの独特なトーンからしても、一介のホラーとは違う印象を受けるはずで、ギジェルモ・デル・トロの意外な?力量を感じさせる佳作に仕上がっている。 本作までたどり着く人は少数だろうが、埋もれさせておくには惜しい作品。ホラー映画ファンより、ヨーロッパの映画の雰囲気が好きな人にこそ観て評価してほしい。
- ron********
4.0点
幽霊メインのホラー映画かと思いきや、実は人間ドラマ主体の、哀しい愛と戦いのストーリーでした。 孤児院を舞台に、複雑に絡み合った大人たちの関係と、孤児として暮らす子供達の逞しさ。 そこに一人の少年の幽霊が絡んできます。 凄く残酷な展開が続くのですが、ラストには子供達の強さ、清々しさを感じさせる重厚なドラマとなっています。 ギレルモ・デル・トロ監督は毎度のことですが、衣装や小道具、セットなどの美術面が本当に素晴らしい。 荒野の空気感をそのまま焼き付けたかのような埃っぽいビジュアルは、それだけで映画の世界に引き込まれます。 幽霊の特殊メイクも素晴らしいクオリティです。 監督がこの後に撮った「パンズラビリンス」も素晴らしい出来でしたが、あちらが好きなら、かなり似た空気感があるこの作品もきっと気にいると思います。 心に残るドラマが見たいならオススメです。
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。