レビュー一覧に戻る
デビルズ・バックボーン
2004年8月28日公開

デビルズ・バックボーン

EL ESPINAZO DEL DIABLO/THE DEVIL'S BACKBONE

1062004年8月28日公開

mun********

4.0

カルロス「僕は怖くないよ」

「パンズ・ラビリンス」「永遠のこどもたち」で有名なギレルモ・デル・トロ監督の作品。 まず、邦題のセンスのなさに憤りを感じた。 あのタイトルだと多くの人が「オカルトホラー」を想像して見てしまうからだ。 正直いってホラー要素は皆無に近いので、それに期待して見ると残念に思うかもしれません。 むしろこの映画は戦争、大人達の醜い心、孤児、少年達の淡い青春を描いた「人間ドラマ」であり、 幽霊はその人達を見守る傍観者的な役割で描かれています。 作品内にもあるように、 「幽霊は何だろう?」と視聴者に問いかけていますが、作品を見る限り 「現世に思い残すのがある場合に姿を現す」 と解釈するのが良いのかな、と思いました。 事実、幽霊はカルロスに助けてほしいと思って姿を現し、 最後の場面では、先生が少年たちを見送るために姿を現した。 これは多分、監督自身の「幽霊に対する考えた、思い」が映画に反映されているかもしれません。 一つ個人的に思ったのは、主人公カルロスを初めとする孤児達の"バックボーン"が浅かった事。 その描写がもう少しあると、より子供達に感情移入できたような気がします。

閲覧数714