白くまになりたかった子ども
DRENGEN DER VILLE GORE DET UMULIGE/THE BOY WHO WANTED TO BE A BEAR/THE BOY WHO WANTED TO DO THE IMPOSSIBLE/L' ENFANT QUI VOULAIT ETRE UN OURS
あらすじ・解説
生まれてくるはずの赤ちゃんを失ったシロクマの夫婦と、赤ちゃんが生まれたばかりのイヌイットの夫婦。ある日、父クマはイヌイットの赤ちゃんをさらってしまう。母クマのもとで育つその子は、とうとう本当の父親に見つけられる……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(2件)
- xxt********
3.0点
事前に作品紹介を読んだときには、 もっとホンワカしたメルヘンだと思っていました。 実際に描かれている世界はかなりシビアで驚きました。 愛情の対象と憎しみの対象とが 隣り合わせで、あまりに近すぎて、 なんというか、、、、 呆然としてしまいました。 そういえば、 「ゾウのババール」の内容をはじめて知ったときにも 同じような驚きを感じました。 私の思い出の中では、 子供時代に読んだ物語は、 「楽しくて笑顔になるお話」と 「悲しくて泣きたくなるお話」と どちらかです。 マンガ日本昔話も、 明るい話と暗い話の二本構成だったと記憶しています。 フランス人の特色かしら? 母との悲しい別れを、平然と受け入れて、 新しい恋に、サラッと進むのは。 悲しい部分を決して情緒たっぷりには描かないの。 楽しい部分も情緒たっぷりには描いていないのかもしれない。 きっと、 わかる人にはわかるし、わからない人にはわからない。 無理に伝えようとしたって、 どうせねじれて伝わるだけ。 わかったフリをされるよりは、 何事もないようなフリをしよう。 わかったフリをするよりは、 ただ黙って側にいたい。 わかりたい、って気持ちにウソは無いけど、 ホントにわかることなんて、 今は信じられないから。
- tan********
4.0点
ネタバレ絵はあんまりかわいくないけど
このレビューにはネタバレが含まれています。
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