あらすじ・解説
ごく平凡な人生を送っていたオ・デス(チェ・ミンシク)はある日突然拉致され、気がつくと小さな監禁部屋にいた。理由も分からぬまま15年監禁され続け、突如解放される。復讐を誓うデスの元に現れた謎の男(ユ・ジテ)は、5日間で監禁の理由を解き明かせと命じるが……。
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作品レビュー(399件)
- aoa********
5.0点
4Kリバイバルにて鑑賞。20年近く前の作品ですが…今観ても強烈なインパクトを残す極上のサスペンス映画ですね。原作は日本の漫画作品(日本映画界は何でこういうの見逃すかなぁ…)ですが、この時点で韓国映画作品のレベルは日本映画をあっさり抜き去っていたのだなぁ…と改めて実感。セリフ回しでの過剰演技はお国柄だと思いますが、斬新な演出や役者の表情と状況の対比なんかは…観ていてゾっとしました。また何よりストーリーが強烈。原作漫画は未読ですが、練りに練られたプロットと時系列構成で、映画史上に残る復讐劇が観客に突き付けられます。15年監禁された男の復讐劇…ではなくて実はそこから先が本番だった男への復讐。「真相」と「ある事実」を突きつけられた男の絶叫シーンは…魂を揺さぶります。 R指定されているだけあってハードな描写も多いですが、出来ればスクリーンで観て欲しい作品。チャンスのある方はぜひ。
- dkf********
3.0点
シネコンで4k版がかかっていたのを幸いと勢いで鑑賞。実はこれ、観てなかったのだ。 まずは本作の代名詞となったバイオレンス描写に目が行きがちだが、なにより脚本がよく出来ていて、単なる復讐劇に終わっていないストーリーの面白さは特筆すべきだろう。原作は日本の漫画らしいが、見事に韓流映画になっているが、このダークでハードな世界観はヤワな日本映画では絶対に同じようには撮れないだろう。 パク・チャヌク監督の才気が全編にほとばしっているが、特にヴィヴァルディの「冬」をバイオレンス場面に持ってくる抜群のセンスには感服した。欧米の映画人でも考え付かないようなこんな大胆な発想をまさか韓国の映画でやり切っていることに当時のカンヌが大いに驚いたであろうことは想像できる。グランプリ受賞も納得の世界規格のクオリティで、現在観てもそれほど古さを感じさせないのは見事だ。 韓国映画は20年も前にこんなレベルに達していたということか。
- mat********
5.0点
初見。 観たいと思っててハードルもそれなりにあげてたけど、こんなに面白いとは! 展開が面白くて「なんで?なんで?」が尽きない。 謎が明らかになる過程が素晴らしくて、全く退屈せずにラストまで一気に突っ走る。 いや、もう凄かった。 前半の廊下での格闘シーンは最高。 ワンカットでTVゲームの2Dスクロールみたいに右手へ少しずつ移動していく。 映画を観てこれほどワクワクしたシーンは久しぶり。 切ないのが好きな人にも満足できる物語。 1か所だけ残虐シーンがあるのでスクリーンから目をそむけたが、それ以外はパーフェクト。3拍子の音楽もホントに最高だ。素晴らしかった。 これは絶対に映画館で観るべき作品。 しかもこの満足度。もう一度観たい。
- kyo********
5.0点
久々にスクリーンで観ました。3回目。昔は残虐で切ない系をよく観ていましたが、最近は観ていないのでどんなに衝撃を受けるかと思っていました。が、やはり残虐性よりも切なさの方が勝っていました。 チェ・ミンシク、ユ・ジテさすがの存在感でした。カン・ヘジョンかわいい。オ・ダルスいい味出してます。 伏線が明らかになるところとか策略どおりになるところとかスゴいです。そしてとてもとても切なかった。誰も幸せにならなかった。とてもつらくて切ない、痛い。でもやはり好きな作品でした。 パク・チャヌク監督作品しばらく観られてないなぁと思っていたらテレビドラマに進出してらしたんですね。
- zer********
4.0点
ネタバレ好き嫌いがはっきり分かれる映画
このレビューにはネタバレが含まれています。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
カンヌ国際映画祭第57回