解説
自身もミシシッピーで生まれ、ブルースとゴスペルに囲まれて育ったチャールズ・バーネット監督が自らの少年時代をドラマ化。50年代当時、同じ黒人音楽でも、教会で歌われたゴスペルに対して、ブルースはセクシャルで品がなく、良識ある人の中には眉をひそめる人も少なくなかった。ブルースを悪魔の音楽だと信じる祖母の下、ブルース好きの叔父さんによってブルースに目覚めていく一人の少年の姿を、サン・ハウス、ビッグ・ビル・ブルーンジー、シスター・ロゼッタ・サープらの貴重なライヴ映像を織り込みながら瑞々しいタッチで描く。
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