2005年11月12日公開

パープル・バタフライ

PURPLE BUTTERFLY/紫胡蝶

1282005年11月12日公開
パープル・バタフライ
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

1931年、かつて恋人同士だった伊丹(仲村トオル)とシンシア(チャン・ツィイー)は上海で再会する。そのとき伊丹は日本軍のスパイで、シンシアは抗日テロ組織“パープル・バタフライ”の一員だった。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(9件)

切ない26.3%絶望的21.1%悲しい15.8%勇敢15.8%恐怖5.3%

  • man********

    3.0

    重苦しい雨の上海

    ロウ・イエ監督は最新作の「スプリング・フィーバー」が好評ですが こんな映画も作っていたんですね。 悪くはないですがいかんせんパンチのない冗長な作品です。 紫の色調や終始雨が降り続く上海の重苦しい雰囲気、 極端な顔のクローズアップや長まわし、 演出には確かな才能を感じます。 他の作品を見てみたくなりました。 この映画でのチャン・ツィーは美しくなかったですね(笑い)

  • peo********

    2.0

    アジエンス?

    1930年、満州、上海 見知らぬ過去、見知らぬ国、町、仲村トオル以外知らない顔。 それなのにセリフが極端に少なく、じゃ表情から読み取ろうと思っても みんな無表情で区別もつかないほどに同じ顔。 どう理解していいのかわからなかった。 アタシだってたかが日本人だけど、中国人の表情のない顔にはゲンナリ。 欧米人から見たら日本人も同じなのかな? アジア人で区別がつく人なんか、ヨン様とジャッキー・チェン、 アグネス・チャンくらいだもん。 チャン・ツィイーがアジエンスの人だって今日初めて知ったよ。 アタシゃレビュー書く資格ないね。

  • jir********

    5.0

    感傷を排した上海の物語

    この映画は政治的なメッセーを意図しているのか、それともそれからは自由な作品として作られているのか。特に最後の上海事変や南京虐殺の場面が実写で出てくると、その意図を測りかねるというのが実感だろう。 しかし私はこの映画は、日本人を愛しながらも祖国を捨てられなかった若い女性が、テロリストとして成長する中で不安な時代を生き抜いて行く物語と解する。そしてこの不安な時代に沿うようにして、それぞれの生を生きなければならなかった若者たちの物語でもある。 チャン・ツィイーの演技が抜群。いつもながら惚れ惚れする演技だ。仲村トオルもいい味を出していて、心の苦しみや葛藤を顔に出さない役どころにキャラクターがぴったりだ。 死んだと思ったのが生きていたり、ストーリーに都合のいいところが見られたが、展開のギャップが却って観客の想像力を要求して飽きさせない。 台詞を最少に抑えて画面の連続でストーリーを説明して行くのも私の好みに合っている。この監督はウォン・カーワァイの影響をうけているのではないか。 それにしても長いカットの多用には唸った。例えば、スードゥーの恋人が彼を迎えに長い駅のプラットフォームを歩く。向こうに三人連れが自動車の前をゆっくり歩いていくのが見える。やがてカメラはその三人連れにフォーカスを移す。かれらがレールを跨ぐ歩道橋を渡り、こちら側へ来る頃に列車がその下を潜って来る。そして、三人が橋の階段を下りて列車を待つ人ごみの中にはいって来る、といった長い長いカットがある。 この長い長いカットはやがて起こる事件を予感させて、緊張感をいやが上にも高めていくのであるが、ひょっとしたら映画史に残るのではないか。それ程すばらしい。このロウ・イエという監督はすごい。 この時代の中国に対する日本人の思い入れは強く、深い。この頃を題材にして日本人が作った映画は中国に対する罪悪感を甘い感傷で包んだものが多い。それに対し、この映画ほどその当時の本当の雰囲気を(多分)リアルに出しているものはないのではないか。思えば伴野朗の「落陽」からこの映画までの距離は、天と地ほどの長さがある。この時代を感傷抜きで語るには中国人の手を借りる他はないのだろう。 ひっきりなしに反日デモのシーンが出てくるが、当時の上海市中でこれ程までに過激な抗議が繰り返されていたことは知らなかった。多くの日本人の持つイメージは、もっと甘く切ない「魔都上海」のノスタルジックなイメージだろう。

  • kak********

    4.0

    チャン・ツィイーの体当たり演技が光る佳作

    とうとう”アジアの宝石”とまで呼ばれるようになった チャン・ツィイー主演作。チャン・イーモウ監督作品の 「HERO」と「LOVERS」の間に撮った作品だが 濡れ場も含め、全く別の彼女が見られる。 物語は1930年代の上海が舞台。しかも題名の意味は ”パープル・バタフライ”というレジスタンス組織で、 どうしても戦争を避けて通れない時代を背景にきわどい タイミングで人間模様が描かれている。 相手役には、「ジェネックス・コップ」の赤虎役で、 「香港国際警察/NEW POLICE STORY」でジャッキー・ チェンと共演のニコラス・ツェーと共演した仲村トオル。 アジアで人気の日本人の一人である。 共演は、「ジャスミンの花開く」でもチャン・ツィイーと 共演しているリィウ・イエ。その彼女役に「ドラゴン・ キングダム」でジャッキー・チェンと共演し白髪魔女役を 好演のリー・ビンビン。また、テロ組織のリーダー役で フェン・ヤンチェンが渋い演技を披露している。 監督兼脚本は、「ふたりの人魚」でロッテルダム国際映画祭 グランプリ受賞のロウ・イエ。本作品では台詞は少なく、 映像で多くを表現する斬新さで悲劇を坦々と撮っていく。 新鋭監督らしい思い切った方法は成功しているようだが、 台詞が少ない分スローになって一長一短の気もする。 但し、恋人同士だった2人が戦争を境に引き裂かれていく 悲劇を扱った重いテーマにしてはあっさりした仕上がりで 最後の実写の転用を除けば反日感情は感じられない。 何れにしても、本作品で光るのはチャン・ツィイーの 演技力。出演作品は多すぎるぐらいの過密スケジュール なので健康面を気遣ってしまう。彼女の積極的な姿勢は 意欲を感じファンには嬉しい作品に仕上がっている。

  • miy********

    2.0

    映像を理解するのが難しい。

    紫を基調とした色合いは綺麗で良いのだけれども、如何せん台詞が少なすぎ。 映像で台詞を表現しているような難しい映画、としか印象が残らなかった。 チャン・ツィイーの演技は、相変わらず天才的。 すっぴんに近い顔でも綺麗だな。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
パープル・バタフライ

原題
PURPLE BUTTERFLY/紫胡蝶

上映時間

製作国
中国/フランス

製作年度

公開日