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大阪プロレス飯店

大阪プロレス飯店

大阪撻一餐

90

kak********

3.0

痛快!日本と香港合作アクション・コメディ

他愛もないコメディではあるが、大阪と香港という 活気がある場所同士を結びつけた異色作品である。 物語は、大阪名物”大阪プロレス”の人気にあやかり 香港でレストランを成功させようとする兄弟と、日本 から香港へ仕事に行ったタレントが織りなすドタバタ 喜劇が繰り広げられる。 主演は、香港でジャッキー・チェンと並んで有名な サモ・ハン・キンポーの息子ティミー・ハン。父親の サモ・ハン・キンポーもゲスト出演している。 そして、ヒロイン役は元グラビアアイドルの上野未来 だが・・・ この映画、香港流撮影で短期間に作られたにしては、 面白いエキスが一杯詰まっている。 実在する”大阪プロレス”の創始者で自身レスラーの スペル・デルフィン本人も出演し、香港では演技指導 も手掛けている。 しかしながら2003年撮影当時から約8年後の現在 上野未来もスペル・デルフィンも所属していた組織を 離れ別の人生を歩んでいる。 それはともかく、端役ながら間寛平が広東語の台詞を しゃべったり、合作映画の特徴が良く出ていて興味深い。 DVDの特典映像も、舞台挨拶映像やメーキングだけで なく、ヒロイン役の上野未来の日記という形で撮影秘話 なども織り込まれていて充実している。 題名の”飯店”は広東語で”レストラン”の意味である。 ちなみに”酒店”なら”ホテル”となる。 ちょっとした観光気分にも浸れる作品で、香港映画を 理解するうえでも貴重な映画だと言える。

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