レビュー一覧に戻る
スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
2004年11月27日公開

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー

SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW

1072004年11月27日公開

js_********

2.0

レトロでなくレトロチックに

本作は、レトロチックな映像と人物以外が全てCGであるというところが売りである。 確かに、モノクロやセピア映像とは違った、これまでにないレトロチックな映像美には目を見張る。 セピア調ではあるがしっかりとカラーで、劇中のスクリーンに映った『オズの魔法使い』は何とも美しい! そう、レトロ感がファンタジーへと導いているのだ。 CGをフル活用しながらも1939年代の雰囲気を醸し出し、斬新な画で新しい世界観を表現しようとしたのだろうが、どう見ても失敗としか思えない。 冒険活劇とはいえ、次から次と奇想天外で荒唐無稽な展開とストーリーはアニメだったら許されたかもしれないが、売れるためなら何でもアリかよ!?と思わずにいられない。 思いっきしハッキリ言うが...面白くない。 映像とキャストに頼りきった、子供だましのゴチャ混ぜ映画なのである。 ロボットは『天空の城ラピュタ』や『CASSHERN』。 アンジェリーナ・ジョリー演じる女宇宙海賊は『クイーン・エメラルダス』。 空中空母は『サンダーバード』で、クライマックスは明らかに『オズの魔法使い』。 ...などなど、パクリ放題??でゴチャ×2してるように見えるがストーリー性が薄く、メッセージ性に欠けている。 映像やキャラクター、ストーリーがレトロチックではあっても、レトロであってはならない。 公開される作品には常に上質が求められるし、今見る人達を楽しませなきゃ意味ないんだから! そうそう、忘れてた。 本来なら映像美のみに★1とするところだが、人物以外が全てCGということでブルースクリーンの前での演技だったとのこと。 目線や体の向きなど、役者たちの苦労は一方ならぬものがあっただろう...を考慮して+★1。 ちなみに...もしかしたら、グウィネス・パルトローが一番大変だったかもしれない。 というのも、レトロチックな映像のアップは日本の女子アナ間で今問題になっているデジタル映像のように鮮明な映像のため、顔のシミやシワ、厚塗りさえもあからさまに映し出す。 ゆえに、お肌の管理に抜かりがあってはならないのだ。 ほんに、美を求められる女性はいつまでも大変さぁ=3...ってか。

閲覧数416