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スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー (2004)

SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW

監督
ケリー・コンラン
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2.63 / 評価:272件

解説

美人新聞記者とカリスマパイロットが、失踪した科学者の謎を追う、独特の世界観で描くファンタジー・アドベンチャー。映画初監督にして脚本も手がけたのは、ケリー・コンラン。人物以外はすべてCGだという映像は、独特の手法で描かれ、芸術的に美しい。主演は『リプリー』以来2度目の共演となる、グウィネス・パルトロウとジュード・ロウ。2人のクラシカルな魅力がレトロな作品をより引き立てている。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

1939年のニューヨーク。新聞記者のポリー(グウィネス・パルトロウ)は、「科学者連続失踪事件」の謎を解明すべく、ある人物との接触を試みる。ちょうどそのとき、ニューヨークに巨大ロボット部隊が出現した。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー」ここまで趣味を現実化できるというのも現代なればこそ

 今年続々と現れた<実写/CG>の融合映画は、この一作の前にすべて滅ぶ(「マインド・ゲーム」除く)。モーション・キャプチャーのような動きの不自然さを排しつつ、望む世界を完璧に創造するには、実写さえも徹底的に素材と捉えてアニメートしてしまえばいいのだ。……そんなことは誰でも考えつくって? しかしここまで作りこんだ長編映画は今まで存在したことがなかった。

 さらに本作は、「スター・ウォーズ」以来の潮流であるクラシック回帰映画の新しい里程標である。なにしろ現代的であろうとする意志がほとんどない。メカ・デザインは戦前のSFパルプ雑誌そのまま。宮崎駿も「天空の城ラピュタ」で拝借した、フライシャー兄弟版「スーパーマン」のロボットも現れる。全体の色調や構図も40年代フライシャー的(ということはドイツ表現主義と未来派の影響が露骨)。ジュード・ロウは陰のまったくない天真爛漫な二枚目だが、バーバラ・スタンウィック的モダンガールのグウィネスと、アイパッチした女宇宙海賊アンジェリーナ(じゃないんだが、そんな感じ)のあいだでスクリューボールじみた女性上位的台詞の戯れに興じる。過去を愛でてりゃいいってモンでもないが、ここまで趣味を現実化できるというのもやはり現代なればこそ、なのだ。(ミルクマン斉藤)

11月27日より、日劇3ほか全国東宝洋画系にてロードショー

[eiga.com/11月17日]

映画.com(外部リンク)

2004年11月17日 更新

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