監督が違っていれば……
- Lou Pinball さん
- 2009年9月17日 19時49分
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- 総合評価
少年法に守られた少年による凶悪犯罪をテーマにした作品です。
そのテーマに惹かれ、迷いもなくレンタルしてきました。
しかし、冒頭から唖然としてしまいました。
どこからどう見ても昭和時代に制作された低予算映画にしか見えないんです……。
これは失敗したなと思いながら最後まで見たのですが、結局演出はそのままでした。
ただ、ストーリーは結構好みでした。
息子を殺された親、そして犯罪者の息子を持つ親の視点から描かれていて、
そういったところは観ていて退屈しませんでした(その代わり演出にうんざりしましたが)。
散々演出について文句を言っていますが、海辺でのラストシーンだけは別です。
小栗旬の演技がどうしようもないのはマイナスポイントなのですが、
内藤剛志と津田寛治の演技には圧巻されます。
終わりよければ全て良しと言いたいところですが、
あまりにもラスト以外がお粗末だったので星三つです。
これは監督と小栗旬を別の人にして制作するべきでしたね。
詳細評価
イメージワード
- 悲しい
- 絶望的
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