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イズ・エー (2003)

[is A.]

監督
藤原健一
  • みたいムービー 18
  • みたログ 218

2.69 / 評価:55件

小栗少年A

  • 三流映画ファン さん
  • 2010年4月30日 6時48分
  • 閲覧数 1132
  • 役立ち度 12
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画、1回目見たときは重い内容の方ばかりに目が行っていたのですが、再見してみると若かりし小栗旬に水川あさみも出演していたのですよね!
なんとも豪華なキャストだったのですね~。
主演が津田寛治で、対するが内藤剛志・・・・一般的には地味なキャスティングでお世辞にもメジャーな映画とは言えないですが、ブレークするかしないかぐらいの頃の若かりし小栗旬と水川あさみも出演しているので、お二人のファンの方は一度見られても損はない作品ではないでしょうか^^

この映画は少年法に疑問を呈した映画でした。
少年法に守られた少年A(小栗旬)と被害者、そしてその家族について描いた作品。
少年法の是非を討論できるほど人格者でもないし詳しくもないのですが、いや~~なんともやるせないですね、こう言う映画見ちゃうと^^;
無差別爆破テロの犯人が少年だったら・・・・。
少年法に守られて4年後に社会復帰すると言うことで、果たして少年は更生できているのか?と言う疑問を見るものに投げかけてくる映画でした。

人は変われると信じたい・・・・。
でもこの映画では現実を突きつけられる重い内容でした。
実話ではないので(たぶん^^;)、これが全てではないですが、無差別テロで大勢の人間を殺しておいて4年で更生できるか・・・・いろいろな意見があるのでしょうけど、やっぱり厳しいのでしょうね。。。
周りのサポートで乗り越えられる場合もあるでしょうし、逆効果になる場合もあるでしょうし、難しいですね・・・こう言うのって。
自分が被害者家族だったら・・・・少年法が何だ!くそくらえ!となるでしょうね^^;
加害者家族ならば、信じてあげたい・・・・。
でも、この映画の少年の父(内藤剛志)は、信じた挙句に結局裏切られてしまいましたが><
被害者家族、加害者家族、どちらの立場で見ても結局は怒りと涙しか出てこない・・・そんな切なく哀しい映画でした・・・。

個人的には、ただの悲劇で終わらせるのではなく、この映画に関しては、見るものに考えさせる曖昧な結末で良かったのではないかなと思いましたが・・・・。
終盤の展開が、2時間サスペンス風でもったいなかったな。。。
せっかくこう言う重い議題を扱っているのだから^^;

今の若者は・・・・なんて良く言いますが、私も30代半ばに差し掛かってきて本当にそう言う思いになることが多くなりました^^;
自分が若者の頃は、「今の若者はゲーム感覚で生きてる」とか「何考えてるか分からない」と言われてもそんなことないって!と反論したくなりましたが、自分が若者で無くなったら、今の若者の考え方がまったく分からなくなった現状です^^;
本当に一部なんでしょうけど、困難にぶち当たったら逃げる、人任せ、無関心、痛みを分かち合うなんて冗談じゃない、希薄・・・・etc。
人間臭さが感じれない若者が多くなってきた様に思えてならないのです^^;

会社でびっくりしたのは、一度失敗を注意して今後気をつけようと言ったら、怒られるのめんどくさいんで辞めますと言って辞めていった若者がいてびっくりw
そうだ、若者が悪いだけではないんだ・・・何も注意しない、怒らないで甘やかした親の教育に問題があるんだな・・・。
あれ?と言うと私のような世代がやっぱり原因なのかな・・・・昔の人たちが言ったことは当たっていたのか(苦笑)

この映画の少年の父親は教師。
自分の子に限って・・・と言うタイプで親バカ。
教師の父が自分の息子は頭が良くて・・・と過度の期待をして、本当の息子の姿を見ないできた結果でもあったのですよね・・・。
「こんなことなら高望みしないで普通に育てれば良かった」と、終盤に少年の父が被害者の父に語った言葉が印象的でした・・・。
健康であれば、それでいいのですよね・・・・ホント。

それにしても、少年を演じた小栗旬の無感情で何考えてるか分からない演技、本当に秀逸でした。
なるほど、この頃からしっかりした演技していたのですね☆
被害者の父を演じた主演の津田寛治さん・・・鬼気迫りすぎて怖かった・・・。

詳細評価

物語
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