セクシードリンク大作戦 神様のくれた酒
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(2件)

コミカル50.0%かっこいい25.0%不気味25.0%

  • mii********

    3.0

    飲酒は20歳になってから♪

    2012年、年の瀬の片付けに労を費やしお疲れの身体に一服の清涼剤映画。 そうです、コアな“おバカ映画ファン”にお届けいたします。 世の中には様々なる「中毒」があるよね、そんな中の代表格である、まさに横綱と言っていいでしょうこの「アルコール中毒」良く言えば依存症。この“アル中”について真面目(?)に面白可笑しく取り組んだ映画だ。 喫煙は労せずして止めることが出来たが、なんだろうね「アルコール」の秘めている魔力とは。いくら深酒して翌日に残って「も~う、要らない俺(わたし)酒やめた!」と豪語しようが、舌の根も乾かぬうちから酒に手が伸びてしまう、いけないおいら♪ でもこのぐらいならまだ可愛いものですよ“アル中”とまではいきません。 この主人公なる榊ミキちゃんは大変です。何が大変って彼女の部屋の有様がね尋常ではありません。最初のカットでは見当たらなかったのに次のカットでは部屋中に空きビ○、空きカ○が所狭しで、一気に酔いも醒め、退いてしまった呑兵衛オヤジ。本当の“アル中”は違うぜ、お酒はもっと綺麗に嗜みましょうよ。 まぁ未成年で“アル中”に堕ちちゃったミキちゃんの独り舞台の奮闘劇に終始していますが、“アル中”を治療する為に不気味な漢方薬を服用し、24時間アルコールを避けるというもの。ただし、守れなければとんでもない副作用に見舞われるぞ。そこに登場するのが我らが“神様”なのだ。 神様の定義は無いものの、ここで登場する山本浩司が憑依する神様は奇抜だね。ミキちゃんのお尻をガン見し「神様だってたまには息抜きしてもいいんだよね♪」などとのたまって股間を膨らませるシーンは一部の鑑賞者には「不謹慎!」と言われかねないところだ(そんな連中はそもそもこの作品など観やしないが・・・)。 もうひとつ違う角度から突っ込みを入れてくるのが彼氏役の千原ジュニアの存在だった。 今から10年前、彼も真面目に演技というものをやらかしていたんだとぶったまげ! さて、未成年でアルコール依存症のミキちゃんが、20歳のお祝いの前に、彼氏の千原ジュニアの為に、どのようにして立ち直る事が出来るのか?はたまた大失敗に終わるのかに注目を置かざるを得ないどうしようもない作品。しかるにラストに思いもよらない観せ場がありましたよ。 そう、特撮メイクだぁ~、おいら酒大好きだけど、こういう特撮も大好きだぜい♪ どこか排他的な風合いを持つ西新宿と弥生町の裏路地が妙にこの“アル中”映画に打ってつけの感慨深さがあったよ。 そうそう、お酒は20歳を過ぎてから嗜みましょうね。

  • hai********

    3.0

    「映画」へのもうひとつの道

     かつてプロの映画監督になる道は我が国には一本しか用意されていなかった。製作会社に入り、現場修行を重ねて監督になる。大家と呼ばれる監督、中堅の監督はほぼみなそうだ。登竜門としての日活ロマンポルノなどいわゆるピンク映画の助監督を経て、デビューしていった監督さんも多い。いまだに、大蔵ピンク映画に踏みとどまる人達もいて、邦画が好きな私としては、踏みとどまっている彼らにもささやかながらエールを送り続けている。  しかし最近、いよいよその本道とは違う道から監督になった若手監督達が商業邦画の世界に、点から面へ、陣営を築きだした。70年代生まれの監督たちだ。  ゆうばりファンタスティック国際映画祭は自主制作から商業邦画の監督を目指す若い人たちの登竜門として、邦画活性化に大きな役割を果たしている。嬉しいかぎりだ。また、このところインディーズ排出に、しっかり位置づいた感のある大阪芸術大学の仕事っぷりにも期待をしている。  大阪芸術大学映像学科出身でインディーズから商業邦画の世界へ羽ばたいた若手といえば、76年生まれ山下敦弘、75年生まれ熊切和嘉、そして本作監督の74年生まれの本田隆一が代表選手だろう。この3人の映画的好みで言えば私は 本田隆一が好きだ。  映画の本道から出てくる監督たちの映画は破綻がない。見ていて安心できる。68年生まれの犬童一心もインディーズで注目された人だが、その後業界で修行を積んでいるから、映像が洗練されている。同年の行定勲はまさに本道を歩いた人だ。  一方、貧乏しながら(失礼!)ストレートに自主映画をつくり、製作会社の目にとまった人達は、意外性で勝負していた人達だ。だから商業映画を撮っても既存の枠にとらわれない新しいタイプの映画を作る予感がするし、なにかしでかしそうな期待感がある。  また70年代生まれのインディーズ出身監督は、私と同世代でインディーズから来た園子温や塚本晋也(この人はCF製作会社入社で修行経験が若干あると聞く)とは違って、いい意味で鑑賞者に対して一定の距離のある映画をつくっているように感じる。  ただ、鑑賞者として苦言を言うなら、いわゆる「キレ」た映画に終わらないで欲しいとは願う。映像にパワーがあっても芝居の基本であるドラマツルギーの習熟とは、素人ながら、不断の勉強と人生の経験によってしか得られないと思うからだ。  本道、インディーズ、どちらがいいということではない。商業邦画を愛するファンなら、両方の出身者を応援すればいいのだと思う。  さて、前述の大阪芸術大学。この出身監督は思わぬプレゼントを邦画界に持ってきた。それが山本剛史であり、山本浩二という同世代の俳優である。剛史の方は山下監督の高校生からの友人。浩二は大阪芸術大学からの友人と記憶する。  特段に山本浩二はいい。大ブレイク寸前である。おそらくカブってくるのは竹中直人さんの一部の領域だろう。竹中さんもうかうかしていられない。山本浩二の芝居を見るなら山下敦弘監督の「バカのハコ船」は絶対はずせないが、これは以前レビュした。    今回はあえてマイナーな本田隆一監督の「セクシードリンク大作戦 神様のくれた酒」をレビュしておく。本田隆一の映画もどんどんキレテいくが、しかし、60年代風のレトロな雰囲気、大蔵映画風なアングラさが、私のような者に気になって「あんちゃん!がんばっとるやないの」という風に、憎めないのである。  山本浩二は、本作ではちょい役だが、ほんとに味がある人だと思う。彼の、まわりより半拍タイミングをはずす芝居がいい。天性だろう。本作では神様役である。この人しかできん、とぼけた神様。  本作、DVDの付録に、監督と同僚2人で演ずる「こっくり」さんモノのコントのような短い映像があるが、山本浩二はこっくりさんを演っている。貧乏なきたない部屋で、映画バカの若いもん(失礼!)が、こんな不始末な映像を撮っているのを観ると、ますます「あんちゃん! しゃーないなー、あんたら応援するわ」と思ってしまう私なのだ。  でも映画としてはおまけしてもきっと☆3くらいだよ。本作。  ☆1はファンとしてのエール分。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
セクシードリンク大作戦 神様のくれた酒

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

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