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ロング・エンゲージメント (2004)

UN LONG DIMANCHE DE FIANCAILLES/A VERY LONG ENGAGEMENT

監督
ジャン=ピエール・ジュネ
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3.62 / 評価:198件

解説

『アメリ』のオドレイ・トトゥ&ジャン=ピエール・ジュネ監督の最新作。フランス版「はいからさんが通る」のような本作で、オドレイ演じるマチルダが探す恋人・マネクを演じるのは、若手人気俳優のギャスパー・ウリエル。物語の鍵を握る人物の一人として登場し、フランス語をなんなく操るオスカー女優、ジョディ・フォスターにも注目。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

軍法会議で死刑を宣告された5人の兵士は、敵との中間地帯に放り出される。その兵士の1人にマチルダ(オドレイ・トトゥ)が愛する恋人・マネク(ギャスパー・ウリエル)が含まれていた。5人の兵士は死んだとされているが、マチルダはマネクの消息を追う。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2004 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
(C)2004 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

「ロング・エンゲージメント」「アメリ」コンビの新作は謎解きの面白さを求めても肩すかし

 ジャン=ピエール・ジュネとオドレイ・トトゥの「アメリ」コンビが3年ぶりに再びタッグを組んだ本作は、「アメリ」+「プライベート・ライアン」ともいうべき、愛と戦争のスペクタクル。原作は「雨の訪問者」の脚本家としても知られるミステリー作家、セバスチャン・ジャプリゾの「長い日曜日」。映画化はジュネの13年来の夢だったという。

 でも、この映画にミステリーの謎解きの面白さを求めても肩すかしだ。ヒロインのマチルダは婚約者の戦死を知らされても“不思議な愛の直感”で必ず生きていると信じ、彼を探す壮大な旅に出る。基本が直感なのだから、いくら手掛かりを握る人物の証言やデータが膨大に出てきても観客には推理不能。ここは、映像の魔術師ジュネの圧巻の美学に身をゆだね、セピア調のワイド画面を堪能するしかない。

 結果、思い込み系の女の子がどこまでも彼氏を追いかけるという構造は「アメリ」と変わりないと気づくわけだが、パリのおしゃれな街角に反応した女子たちが壮絶な戦闘シーンをどう受けとめるか。ファンタジーとリアリティの狭間に残るのはヒロインの愛、それも彼氏に対するより自分の直感に対する……といったら夢がなさすぎでしょうか。

(田畑裕美)

丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にて公開中

[eiga.com/4月2日]

映画.com(外部リンク)

2005年4月2日 更新

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