作品レビュー(627件)
- coc********
4.0点
観るのが公開当初だったら、感想はかなり違っただろうと思います。 竹内結子さんと中村獅童さんの幸せそうな姿には、切なく複雑な雑念を禁じ得ない。 大事なところが、君の名は、時をかける少女、バイオレットエヴァーガーデンなどの一部と被ってしまって、新鮮味がない。 この2点については、観るべきタイミングを逸したと思われます。 あと、作中の絵本がちょっとチープだったり、エンディングの『花』も好きな曲ですがあまり合っていないような気がして、何となくセンスが気になってしまいました。 終始入り込めない寂しさを抱えたまま最後まで観ました。 星3か4で悩みましたが、美しく力強いメッセージの詰まった作品だし、獅童さんの演技が素晴らしくてかなり泣けたので、星4つで。
- hik********
3.0点
セカチューの後釜のように言われていて不安でしたが、割と良かったですね。 成長した息子のナレーションから回想形式で始まるのが良い。 平岡祐太さんというのも合っていましたね。 冒頭から伏線が始まり、メインのラブストーリーへ経て、意外な展開へ進展するシナリオ。 終盤の別れのシーンが良かったですね。感動的でした。 主題歌がまるで合ってないのが残念でしたが。
- cyborg_she_loves
1.0点
本当に優れた映画は、出てる俳優が嫌いな観客をもいつの間にか引き込んでしまうものです。本当に優れた俳優は、その人のことが嫌いな観客でもぐいぐい引き込んでしまう力を持っているものです。私はそう思っています。 私は竹内結子さんの大ファンでありまして、彼女のことを裏切った中村獅童はゼッタイ許せないという感情がもともとあったところに、去年の結子さんの死去ですから、いくら結子さんのファンでもこの映画だけは見返す気になりませんでした。この映画さえなければ中村獅童との結婚もなかっただろうし、さらには……なんて余計な想像もしちゃうんで。 しかし、知人がこの映画を「感動しました~」とか言って喜んでいるのを聞いて、いや、以前見た時も大した印象は残らなかったんですが、今見返したら上に書いたような個人的な思いを吹っ飛ばして感動させてくれるほどいい映画だと思うだろうか? と興味が湧いて、視聴しました。 もうひとつ。最初に見た時は意識してなかったんだけど、この映画の脚本が岡田惠和さんだと後で知って、そこに興味を持ったというのもあります。 岡田さんは、「ど根性ガエル」とか「銭ゲバ」とか「小公女セイラ」とか、有名な原作を見事に換骨奪胎して岡田ワールドにしてしまう力量の持主なのは周知のとおり。 この映画も、どのぐらい岡田さんの個性が発揮されているかに興味を持ったので、見てみることにしたわけであります。 で。どう思ったかと言いますと。 最初に見た時は、印象に残らない、うす~い映画だな、としか感じませんでしたが、今回ははっきりと、不愉快な映画だと感じました笑。 本当に優れた俳優は、その人の実生活上のゴタゴタのことなどスクリーンを見ている観客には忘れさせてしまうものです。完全に映画の登場人物そのものになりきって観客の目の前に現われてくるからです。 この映画を見ている間、中村獅童は秋穂巧ではなく中村獅童にしか見えませんでした。だから、竹内結子さんと彼との間にこのあと何が起こるかを知っていて見ているこっちは、不快感しか感じなかったのであります。 という個人的な感情は置いとくとしても。 このストーリー、感情移入しながら見るには筋が通らないところが多すぎるように思ったことは指摘しておきたいです。 妻が死んだ。1年後の梅雨の季節に、妻と瓜二つの人物と出会った。いや、いくら「雨の季節に戻ってきます」と言い置いて死んだからといって、死んだ妻が本当に戻ってきたと思って平然と生活を続ける人がもしいたら、その人は相当ヤバイですよ笑。普通は、外見が非常に似てはいるけど別人だと考え、警察に届けなきゃ駄目です。記憶を失ってるのをいいことに家に連れ込んで、死んだ妻の記憶を植え付けようとするなんて、そりゃ犯罪です。もしそれが本当に別人だったと後でわかったら、どうするつもりだろう? 死んだ奥さんと瓜二つの人物がいつの間にか同居してるのを近所の誰も気づかないまま梅雨明けまで過ごすなんていうことも、現実にはまあありえません。奥さんの死は偽装だったとか、得体の知れない女性を連れ込んでいるとか、まあありとあらゆる噂のネタになって大騒ぎです。 この映画には、そういう現実感覚が完全に欠けている。全体がまるで現実味のない夢物語で出来ている。 私もファンタジーやおとぎ話は大好きです。ただ、ファンタジーならファンタジーらしく、現実を完全に忘れさせて没頭させて欲しいです。現実世界の離婚騒動をそこらじゅうで思い出してしまうようなファンタジーは、御免被りたいですね。
- 鷹觜 やすゑ(98)
1.0点
ネタバレうーん
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kan********
5.0点
それぐらいの名作です
- mameharu
4.0点
この映画が出た頃私はまだ小学生で親と一緒に観たけれど今残ってる記憶としては「悲しいお話」だけでした。 最近、アマプラにあったのでふと夫とふたりで観たところ「悲しいお話」だけでは収まりきらなくて数日余韻が残っています。 観終えた後夫と「あれ、こんな話だったっけ?」と驚いてしばらく映画について話したくらい。 大人になり結婚し子どもも産まれた私はケーキ屋さんの件でぼろぼろ泣きました。 大人になって観るとまた悲しく思うポイントや印象が全然変わっていて楽しめました。 あと主題歌の「花」は今でもiPodに入っているくらい好きな曲で、この映画に使われてたのをエンディングを聴いて思い出してすごく懐かしい気持ちになりました。 映画慣れしてないのもあって、 前半が単調で途中で観るのをやめたくなったので(夫も観てたから観たけど)星4つで。 でもこの単調な感じも邦画らしいかなと思います。
- sss
2.0点
前半から中盤まで刺激が無く早回しで観た。 終盤の種明かしのみ良かった。 /4.0(202109)
- yaf********
5.0点
丁度この作品がリリースされた当時、結婚を考えている本当に好きな人がいた。 結局叶わぬ恋に終わってしまったが当時の淡い記憶と共に鮮明に思い出す。 最近になって、なぜかふと思い出してこの作品をみたが竹内結子さんが本当に帰らぬ人となってみるとこの作品はあまりに辛すぎる。心がえぐられるようだ。満点評価にしたが、見る人によっては精神的に負担が大きいと思うのでお勧めはできない。
- nisan
5.0点
むかし、漫画で見て非常に良かったので、その時は敢えて映画は見なかった。 最近、お店で中古DVDを見ていた時、たまたま目について衝動買い。 忘れたトコや漫画では無かった場面が沢山あり、新鮮な気持ちで鑑賞できた。映画としても十分面白かったでした。 子役や竹内結子の演義は当然良かったが、中村獅童のコミュニケーションが苦手で特殊な病気があって?みたいな役まわりは、不自然さが全く無くて凄く良かった。それとYOUの存在も味が効いていて、この作品に必要不可欠だと感じた。 竹内結子は綺麗でいい役者さんだったので、お亡くなりになったのは本当に残念です。お悔やみ申し上げます。。。
- yab********
5.0点
私は映画が好き(ほとんどレンタルですが)でレンタルで借りた時の予告編で面白そうな作品を書き留めて その作品を借りているのですが、この「いま 会いにゆきます」もその一つでした。ただ内容は覚えておらず、ただレンタル店であったので借りてみました。 ただその時は、重そうな映画だったので 気分的に見ようかどうか悩みました。 でも見て正解でした。 内容については 見て頂きたいので詳しくは述べませんが、純愛映画 と言うより、それぞれの想いや愛がいっぱい詰まった作品と私は思います。 序盤の見ていて不思議に思える事も、最後の日記で回収されます。 特に私の好きなシーンは高校時代の淡い恋のシーンです。あの時のあの想いがあったからこそ 今に繋がったと思います。 あと良かったところは、不器用に生きた二人の恋を否定する人達が出てこないことです。大体の映画 否定する人が登場するのですが、この映画には出てこなかったので、不快な感じが無く、後味の良い映画になってます。 マンネリになっている夫婦の方 是非 一緒に見てください。出会った頃を思い出してください。そして 今 そばに居てくれる事に感謝してください
- たいすけ
5.0点
ネタバレやっぱり大好きな映画でした
このレビューにはネタバレが含まれています。 - yok********
4.0点
序盤から引っかかっていた、 澪のなんだか浮世離れした この世のものとは思えない雰囲気。 そりゃ1年前で病気で亡くなっているのだから、 きっと幽霊設定なんだし そうだよね〜と思いながら見ていた。 が、ラストで納得。 あ そうか‥ だからあの、独特な人間であって人間でないような 奇妙な雰囲気だったのね。 竹内結子さんの演技力やスタッフの演出により それは見事に表現されていました。 個人的に良かったのは ゆうじを演じた証くん、平岡悠太さん。 ガサツでヤンチャ 所謂一般的な『男の子』とは対照的な、 柔らかくて優しい雰囲気のゆうじのイメージにピッタリでした。 私も3歳の一人息子を持つ母親の為、 澪や巧の気持ちにたくさん共感できました。 家族と一緒にいられることに感謝しようと 改めて気づかせてくれた映画です。
- モンスト専用
1.0点
ネタバレ竹内さんを見たければどうぞ
このレビューにはネタバレが含まれています。 - hop********
5.0点
竹内結子さんの死後、あらためて観て、作品の内容とともに、彼女の想い?がオーバーラップして何度も泣いてしまいました。森の木々が、揺れるようなテンポも私は大好きです。
- き
5.0点
竹内結子さんら役者さんを取り巻く人生の状況が想起され、泣けて仕方がない。 不思議なストーリー。女子目線の回想があったが東京の大学に進学している女子が片想いを続けるほど惹かれる相手なのか? という感じはしてしまった。 美しく見応えがある作品でした。
- なぼ
4.0点
悲しい設定ではありますが、束の間の夢を演者と観賞者で共有するようなお話でした。男女二人の想いも然ることながら、息子のユウジくんが、とても素直で気丈でした。幼いながらに悲しみの中で母の話を信じていたこと、なんとか実現させようと努力すること、実現してもそれがそのまま続かないことも幼いながらに解っていることが切ないです。息子に絵本を渡す頃までの、殆ど描かれない母と息子の交流や育て方がきっとたまらなく素晴らしかったのだろうと想像するだけで泣けて来ます。 以前から観ようとリストに入れていたのにこのタイミングになりました。竹内結子さん、とても素敵でした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
- ijn********
5.0点
小さい頃から見たことがあり、今まで2度ぐらい鑑賞したことがありました。過去の2度は涙はなく見られたように記憶していますが、今回は竹内結子さんの演技を見るたびに現実と重なり涙が止まりませんでした。ただただ美しかった。 ストロベリーナイトからお世話になっていて、大好きな女優さんでした。悲しくて悲しすぎますし、身近な人たちの悲しみを考えると胸が張り裂けそうです。ご冥福を祈りながら、竹内結子さんの過去作品をこれから時間をかけて見返して行こうと思います。
- himico
4.0点
悲し過ぎる出来事があった後、本当に主役も知らずに観始めました。 ビックリしました。 そして、獅童さんの演技に泣きました。 竹内結子さんの美しさには魅了されました。 彼女はひまわりなのか、紫陽花なのか。 どの花にも喩えられない竹内結子という、 圧倒的に輝きを放った、片時も目を離せない花だと思いました。 (同性から見てもそう思います) ORANGE RANGEのあの歌が、 こんな意味を持つとは… 優しくて切ない、ほんわかしてるけど鋭い、 そしてこうなった限りは、 お二人の事情を何も知らないのに申し訳ないけど、 何か先入観を拭えずには観れない、 ズシンとくる作品でした。
- jgj********
4.0点
久しぶりに邦画を見てよかったなと 思った作品。 そういう意味の今会いにゆきますかーと ラストでわかったし映像も美しかった。 ただ、個人的に中村獅童が残念。 ああいう素朴な役柄に合ってるのかは わからんが演技が…。 人それぞれ好みもあるだろうが。 竹内さんは美しい上に素晴らしい演技だった。 一瞬だけ映る田中圭に時の流れを感じた笑
- みつはし
5.0点
15年ぶりに見なおしました。 ラスト20分からひまわり畑のシーンに かけて、圧巻の感動シーンでした。 竹内結子さん、本当に素晴らしい 女優さんでした。