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金田一耕助シリーズ 水神村伝説殺人事件 (2002)

監督
山本厚
  • みたいムービー 2
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3.00 / 評価:2件

ほし みっつ

 ムービークリニックにようこそ。では診断しよう(^^)
 久しぶりの金田一シリーズ。お気に入りの古谷金田一である。
 原作は「車井戸はなぜ軋る(きしる)」今作は「水神村伝説殺人事件」である。短編の映像化だ。
 久しぶりに金田一シリーズについて後で語ろう。興味のある方は、どうぞ読んでください(^^)
 
 まず作品レビューから。
 原題よりも水神~のほうが、ドラマチックであるしストーリーにマッチしているように感じる。車井戸も確かに推理の中にでてくるのだが、ややピンと来ない。
 しかし伝説というほどのことも確かにない。(^^)
 短編だから仕方がないし、当初は金田一の登場もなかったから(のちに作者が付け加えた)内容が軽い。
 村でいがみあう腹違いの兄弟の独立した二つの家系。ダム建設を進めて村の発展を進める一方清流を使って酒つくりに活路を見いだす方。ぶつかりあって当然だ。
 その昔、ダムの推進の方の主人が何者かに殺される(しかし死体がでないため迷宮いりとなっている)
 しかし息子の人徳でダムが推進していく。そこにアメリカに行っていて事故にあい、顔に焼けどをおった死んだと聞かされた兄が帰ってくる。
 そして凄惨な殺人が起こっていくわけだ。
 横溝得意の顔に傷をおった人物の登場。家系の複雑さ、数々の恨み、犯人の特定の複雑さ。まさに金田一シリーズの原点であります。
 今回は、とくにこれといった発見もなく、あまりおどろおどろしさが少なく、登場人物の不気味さも弱く、トリックに物足りなさを感じざるを得ないが、名物刑事や古谷シリーズ独特の逆立ちシーン等やっぱりシリーズだなと思える作品でありました。
 

 さて、今シリーズ。1977~1978年の2シリーズから約5年。「月曜ミステリー劇場」としてシリーズが復活。1983年~2005年まで年に2作ほどのペースで合計32作品を放映している。
 どんな話しも1話完結にしてるため、(そのため短編作が多いのか)かなり要約した作りになっていることは否めない。
 しかし有名タイトル(八墓村とか)以外に横溝作品の数多くに触れることができて嬉しいかぎりだ。
 VHS版は全作出ているのだが、DVD版は、6作品しか作成されていない。ぜひ全部してもらいたいものだ。1970年代のDVDもレンタル店では、見かけることが少なくなってきた。ぜひ最初のシリーズは観てもらいたいのに・・。貴重な金田一の姿が見れますよ。
 今シリーズは、名物刑事の日和警部役のハナ肇が亡くなってしまったため、途中からクレージーキャッツつながりで谷啓が河合警部として出演しているのも見逃せない。
 なぜかこのシリーズはあまり印象がない。DVD6作を見直していこうと思う。

 DVD6作。「悪魔の仮面」「悪霊島」「トランプ台上の首」「人面痣」「白蝋の死美人」「神隠し真珠郎」そして今作「水神村伝説殺人事件」である。

 

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不気味
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