あらすじ・解説
9年前、2人の男女が偶然出会った。ジェシー(イーサン・ホーク)とセリーヌ(ジュリー・デルピー)はウィーンでひと晩ともに過ごし、夜明け前に別れた。そして運命の再会をはたした2人は……。
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作品レビュー(178件)
- par********
4.0点
9年前の一夜限りの恋愛を小説にしてサイン会に訪れたジェシーに、会いに来たセリーヌ。帰りの飛行機が出発するまでの間、あの9年前の一夜のそれぞれの本心、その後を語り合い、お互いに運命の人と再確認するまでの85分。前作もそうだったが、セリーヌは、なかなか本心を明かさない。ジェシーが、半年後に来ていたこと、お互いの結婚、恋愛が失敗に終わっていることなどから、あの時、二人がそのまま結ばれていればと思っていく二人。 セーヌ川のクルーズ船、車の中での会話、セリーヌのアパートと、帰りの時間が近づいていく中、お互いの本心がぶつかり合い、さらけ出されていく感じは第一作目と同様。ジェシーとの出会いで、心を奪われ、どの恋愛にも心が動かなくなってしまったと明かすセリーヌ。残された時間が少なくなっていくと、セリーヌの焦りが爆発し、激しさが増していく。30代になって、いろんなことを経験し、明け透けな会話が、現実と夢の中間な感じでリアルさを増していた。 セリーヌが彼を思い続けていた時の歌を歌った後、体をくねらせて踊る姿は、まさに男性を誘惑する女性、sunriseでもプロットとして使われていたものとリンクした。セリーヌの方が、ジェシーを誘惑しようとして、手練手管を駆使しているのがよくわかった。 この人が運命かもって特別な体験が、現実を一変させて、人は、そこからエネルギーを得て、生きていく。恋愛が持つ魔力である。
- spu********
1.0点
フランス人はロマンティックだという先入観からくる、ロマンティック憧れのピュアなアメリカ人によるフランス人女に対するオナニー作品。 ある意味非常に不気味な作品である。 前作も感じた不気味な違和感の理由はこれだったのか。
- mko********
5.0点
素晴らしい傑作。次作への展開を視聴者に想像させる手法も最高。大人のための作品。
- hor********
5.0点
前作の答え合わせ映画っていうのはたいていつまらなくなりがちだが、本作は秀逸だった。 二人とも渋い大人になり、しかしあの夜の答え合わせをしているかのような人生を送っていた。 それは悲哀か、悲劇か、むしろ喜劇か。 いやそれが人生。 人は誰しも思うもの。これって若い頃思い描いたハッピーライフと言えるだろうか。自分はやり遂げたかったことをしっかり踏み締めて登る人生を歩んでいるだろうか。 それは叶わぬ望み。ただ隣の芝生が青く見えるだけ。 前作は、若いくせになにを哲学的なことばかり言って、と煙たい感じのする映画だったが、本作は時間をうまく消化して悩みを抱えつつそれなりの大人になった二人が大人らしい正しいデートでうまく時間をつぶす、小粋な映画になった。 まとめ:かわいい子猫ちゃん
- neco
4.0点
前作ビフォアサンライズと同様、主人公の二人がずっとお喋りを続ける映画。 前作は出会ったばかりの二人、会話の内容がそこはかとなく薄かったのですが、今回は前作を踏まえているのでより噛み合った会話となっています。 パリの風景も良かったです。 猫を連れて階段を昇るところからギターの弾き語り、ジェシーの笑顔、最後のセリーヌのダンスシーンがどれも可愛くて切なくて。 前作と合わせてセットの映画だと思います。
スタッフ・キャスト
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