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透光の樹 (2004)

監督
根岸吉太郎
  • みたいムービー 18
  • みたログ 59

2.88 / 評価:17件

雰囲気だけの演出

  • nih***** さん
  • 2016年8月27日 7時00分
  • 閲覧数 543
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

映画監督協会のホームページで、若手監督から女がずっと男の娼婦になりたかったのか分かりづらいと指摘され、根岸はちょっと立腹だったけど、見たら本当に分かりづらい。これはホンではどっちでもいけるように書いてるのはそうなんだけど、演出は客を混乱させぬよう撮るべきでしょ。ちゃんと秋吉久美子がどんな顔でこの台詞を言うのかというのを情報として入れなきゃ分かるはずないんであって。

演出は終始大人のメロドラマをやろうという意図なんだけど、この脚本って大人が大人げない恋愛をしちゃう滑稽さ、ごっこ遊び感みたいなベクトルでやらないとキツいやつだと思う。田中陽造の資質はそっちなんだけどな。人間の滑稽さ故の哀しみみたいなものが炙り出されてるとは言えず、演出が失敗してる印象。キャスティングも、秋吉久美子が年下に見えないのがキツい。

ところで、現代映画において
古き良き日本映画を作ろうとすると大抵失敗するよなーってのは自分の中で発見でした。
なんていうか、この手の映画、俳優とか撮影とかカットだったりがきちんと意味を伝えてくれることを信じすぎてるきらいがあって、画面に意味を入れ込みすぎる感じがして、過剰な画面って不足と同じなんだよなーと思ってしまう。正直、この監督がどうして評価されてるのか自分には分からないです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • コミカル
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