2004年11月6日公開

ビハインド・ザ・サン

ABRIL DESPEDACADO/BEHIND THE SUN

922004年11月6日公開
ビハインド・ザ・サン
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

1910年、ブラジル。ブレヴィス家とフェレイラ家は土地の権利をめぐって長年にわたり殺し合いを続けてきた。ブレヴィス家の次男トーニョ(ロドリゴ・サントロ)は自分の兄を殺したフェレイラ家の人間を殺すが、今後は彼が狙われる番となる。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(13件)

切ない19.6%絶望的15.2%悲しい13.0%勇敢10.9%泣ける8.7%

  • oce********

    4.0

    報復の連鎖

    ブラジルの大地。 敵対視する2つの家族は、土地を巡って終わらない殺し合いが続く。 ブレヴィス家の長男の報復のため次男トーニョは遂行する。 しかし今度はトーニョが報復の対象になる。 殺し合いの連鎖がたった2つしかない家族でもあり得るという事実は、戦争へと発展する現代にもきちんと通じる。 ラテンアメリカの空気をこれでもかと感じるウォルター・サレスの監督色。 悲劇が起こることが手に取るようにわかるが、そこに漂う外の世界への憧れ。 だからか負の連鎖という鎖を断ち切る術が見つかるのだ。

  • jir********

    3.0

    負の連鎖、どこで断つか

    アルバニアの原作みたいなので自分らの内紛のことを描いてるんですね 実際家族や子供が殺されてしまっても、報復を辞めれますか? 世界を愛すのは簡単だけど隣人を愛すのは難しいんだぜ、と 日本人はあのサーカスのあんちゃんと同じですね 「あいつら話し合いもしないで延々と殺し合いをしてるんだぜ、バカみたい」と 物語がまず最初にあってテーマが出てきて、また物語で終わるのが良い映画だと思ってます なのでこういうテーマが先にあって作られた作品はあんまり好きじゃないですし、実際そんなに面白いと感じませんでした 衝撃的なオチがつく作品が好みの人が多いみたいですが、私には普通でした 魅力的な序盤と、飽きさせない中盤を同じ内容のままでも、試行錯誤すれば作れたと思います 親父の顔が怖すぎなのは作品を盛り上げてて良かったです

  • kak********

    3.0

    全てはラストの為の序曲でしかない衝撃作?

    ”二つの家族間に果てしなく続く殺し合いの悲劇を 描いた作品”という前宣伝を観て、バイオレンス色 の強い映画かと思ったが、見事に裏切られた。 これは究極の人間ドラマであり、現代では有り得ない 物語だ。時は1910年のブラジル。荒れた土地”魂の川” を舞台に、マカロニウエスタン調の果てしない争いが 繰り広げられる。 しかし、そこには一定のルールがあり、それが無法者 の争いと違って”紳士的”な雰囲気を漂わせている。 主役は、トーニョに扮したロドリゴ・サントロで、 弟役には子役のラヴィ・ラモス・ラセルダと、兄弟を 中心に展開する。 抒情豊かな光景は平和そのものなのに、物語は殺し合い と相反する点が、悲劇を強調しているが、後半は一転 して生と死の間で生まれるロマンスや兄弟愛が加わり 緊迫した雰囲気になる。 ヒロイン役は、サーカス学校に入学し、サーカス団員 としてフランスを巡り歩いたフラヴィア・マルコ・ アントニオで、映画初出演とは思えない生き生きとした 演技が光る。 結局、悲劇は予想もしない結末を迎えるのだが、監督の ウォルター・サレスが子役を使うのが上手いのが災いして 最後は若干苦しい展開となった。 この兄弟愛を描くなら、年が近い方が自然だったに違い ないが、”名人”ゆえのミスかもしれない。 それにしても、何よりも強いのは”愛の力”である事を 如実に物語っている佳作である。

  • byp********

    5.0

    美しい映像と悲しい連鎖

    またひとつ、めぐり会えてよかった!と 思える映画に出会えました。 映画好きな者にとっては、至福の瞬間です。 太陽の裏側に住む人々・・ 来る日も来る日も灼熱の大地の中で 繰り返される過酷な労働。 土地の奪い合いによる報復が繰り返される中 悲しみの連鎖を断ち切るために 想像力を研ぎ澄まし、物語の主人公になった 少年の勇気・・・ 太陽の裏側(乾いた心)から潤いの生へ いざなってくれた少年の幸せを願う 気持ちと海のごとく大きく潤う愛情・・ 大波のごとく、泣きました。 美しい映像と悲しい連鎖 素晴らしい映画です。

  • jas********

    3.0

    演出と映像がいいです☆3.0

    土地争いでの殺し合いという、 なんとも辛辣な設定ながらも、 淡々としたストーリー、 厳かとさえ感じる静かな雰囲気が、 叙情的という印象を与えてくれます。 その中に、 兄弟愛、争うことの虚しさ、兄の人間的成長といった テーマをそこはかとなく織り込んでおり、 「ああ、映画してるなぁ」 という満足感を抱かせてくれました。 監督さんは、 「セントラル・ステーション」 を撮った人ですか。 あの作品も良かったですけどね。 本作は演出と映像が秀でていて、 改めて実力のある人なんだと実感。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ビハインド・ザ・サン

原題
ABRIL DESPEDACADO/BEHIND THE SUN

上映時間

製作国
ブラジル

製作年度

公開日

ジャンル