リメイク版は繰り返す、そして名作になる。
- Masagoyaネットシネマ さん
- 2007年11月10日 14時33分
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史上最高のキャスティングで注目され、公開と同時に絶賛の嵐を巻き起こした『オーシャンズ11』が、よりゴージャスになってカムバック!
前作はラスベガスがメインであったが、本作はシカゴに始まり、アムステルダムのピューリッツアホテル、カッテンカビネット、コーヒーショップ(オランダではソフトドラッグを扱う店のこと)やハーグの市庁舎、モンテカルロ、コモ湖、ローマのパンテオンやコンドッティ通りのプラダ、シチリア島のカステッランマーレなどが登場し、ちょっとした旅行気分を味わえる作品。 前作からの主要キャストに加え、キャサリン・ゼタ=ジョーン
2001年「オーシャンズ11(Ocean's Eleven)」。1960年の「オーシャンと十一人の仲間」のリメイク版である。スティーブン・ソダーバーグ監督が現代的な感覚で再映画化。意外なほどにオーソドックスな演出で、痛快無比な娯楽アクション。ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツなどスターが大集合した超豪華キャスト。秒刻みで計画された犯罪作戦は息もつかせぬスリルの連続。緻密な構成の中に遊び心を忘れていないバランス感覚が絶妙。
1960年「オーシャンと十一人の仲間」オリジナル版の方がシンプルだが、その分男たちの何ともゴージャスで粋な心意気が感じられてならないのは、やはりアメリカ・エンタテイナー黄金時代の象徴シナトラ一家総出演なればこその貫禄だろう。
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