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交渉人 真下正義 (2005)

監督
本広克行
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2.89 / 評価:544件

解説

大人気『踊る大捜査線』シリーズからのスピンオフ作品第1弾。主演は、ネゴシエイターの真下正義演じるユースケ・サンタマリア。柳葉敏郎、水野美紀などのお馴染みの顔も登場。監督は『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の本広克行。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

クリスマス・イブを雪乃(水野美紀)とデートするはずだった警視庁交渉課準備室課長の真下(ユースケ・サンタマリア)は、室井管理官(柳葉敏郎)に呼び出され、何者かにのっとられた東京の地下鉄の最新鋭実験車両事件に挑むが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2005 フジテレビジョン ROBOT 東宝 スカパー!WT
(C)2005 フジテレビジョン ROBOT 東宝 スカパー!WT

「交渉人 真下正義」いろいろな意味で実に「踊る」らしい作品

 「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフとして、いろいろな意味で実に「らしい」作品に仕上がっている。そのことに、まずは感心した。

 真下という男は、シリーズの主役である青島とは対照的なキャラクターだ。決して熱くならず、主張しすぎず、つかみどころがない。こいつが交渉人? 主役としての牽引力を発揮できるのか? 答えはイエス。この特徴こそが、そのまま彼の長所と思えてくるのだ。どんなピンチに陥ろうと、周りから誤解され、責められようと、決して激することなく淡々と仕事を進める真下。おお、かっこいいじゃないか!

 映画の肝は、ここにある。つまり、いままでバカにされてきた真下がその真価を発揮し、プロとして周囲に認められていく。観客も(そしてユースケも)同じ道筋をたどれるところが面白いし、男と男が仕事を通して「思い」をひとつにしていくプロットこそ、「踊る」の醍醐味なのだ。彼を認めることになるふたりのプロ、國村隼と寺島進もやたらいい! このキャラの立て方、緊張感と笑いのバランスにもまた、ファンの望む「踊る」らしさがある。

 ただし、「交渉人」としての仕事ぶりが鮮やかに決まっているとは言えず。事件や犯人像、謎解きの過程はやや中途半端。思えば映画版の「2」もまったく同じ印象だったっけ。ま、欠点まで「踊る」らしいってことで。(若林ゆり)

映画.com(外部リンク)

2005年5月24日 更新

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