2004年12月11日公開

恋に落ちる確率

RECONSTRUCTION

922004年12月11日公開
恋に落ちる確率
3.1

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

恋人と友人に恵まれ、充実した日々を送るアレックス(ニコライ・リー・カース)。しかし、美しい人妻アイメ(マリア・ボネヴィー)と出会い恋に落ちたことで、彼の運命は一変する。住み慣れたアパートの部屋が消え、友人や恋人さえ彼を知らないと言い、アレックスは途方にくれる。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(5件)

不思議42.9%セクシー14.3%不気味14.3%ファンタジー14.3%ロマンチック14.3%

  • yab********

    5.0

    マップ図の点滅で示される男女のすれ違い

     こういう映像もあったのか。男と女のすれ違いを、あの駅前によくあるマップ図の点滅で示すなんて。    コペンハーゲンのとても狭い地域でのすれ違い。ものの10分も歩けば関係は正常化するはずなのに。逢えるようで逢えない。携帯がない。公衆電話しかない。そんなコペンハーゲンのストリート。  男は身勝手な写真家だった。男は欲張りすぎた。恋人がいるのに街で出会った美しい人妻にふらふらっときた。よろめいたままじゃやはりすまなかった。男と女の関係になった。二兎を追ってしまった。  話は男とその恋人、人妻の三角関係に過ぎない。しかし、男の欲望とその末にあるはかなさを、これほどスタイリッシュに描いた映像を他に知らない。二兎追うものは一兎も得ずどころか、周囲の関係をすべて失う男。フイリップ・K・ディックの小説によく登場する自分という存在を認知されなくなった男の姿である。  よく夢で見たことがある。憧れの女性三人と同時に付き合っていて、とても英雄気取りなのだが、あまりにも事がうまく行過ぎているという実感がある。その実感を噛みしめているうちにいつのまにか女たちがフェードアトしていく。目覚めたくない気持ちとは裏腹に現実の天井の照明だけが眼前に漂っている。  すべては夢だったのか。この男は結局最初からひとりぼっちだったのか。夜のイルミネーションが、そして、ショットバーの仄かな灯りが、暗闇との融和を果たし、男は暗闇の一歩手前で佇む。  恋に同時進行はない。同時進行させようとすると、その歪で男の存在感は希薄になる。マップ図の点滅はいつも二点だ。一点にふたりが共存するやすらぎは永遠に得られない。男は、せっかちに二点を行き来する迷宮への彷徨人にすぎない。  男の恋に傲慢はありえない。傲慢を明るみに出すときは時すでに遅しである。女に見破られた後である。正体を見破られたとき、男はとても女にしつこくなる。女の心変わりが理解できない。心変わりの原因は自分であるのに、女の心変わりを責める。そして、その執拗な自己宣伝が、よけいに自分の存在を無なものにしていく。  男の哀しみがあふれる間もなく、夜の帳に吸収されていく。夜の刻(とき)が鮮やかに映し出され、その刻(とき)に流し込まれていた恋もいつしか終焉を迎える。  やがて朝になり、そこで映し出される白昼夢の映像に新たな震えを覚え、それが止まらない。

  • ken********

    2.0

    ネタバレこういうの嫌いじゃない

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • blo********

    1.0

    借りるんじゃなかった。。。

    まず、前レビューのKonbu167さんに賛成。 映画の最初の段階で(正確にどんなせりふだったか忘れましたけど)、「いやな結末でも映画だから現実じゃないからいいでしょ」みたいなナレーションがあるんですよ。 そりゃそうでしょうがねぇ。。。もうちょっとどうにかしてくれませんかねぇ。。。 やっぱり映画は素敵な気持ちになって見終わりたい。特に恋愛物はね。 「once」とか「モリエール 恋こそ喜劇」とか結ばれなくてもいい気持ちにしてくれるものがいいなぁ。 この映画は。。。「かんべんしてくれ」って感じ。

  • tak********

    1.0

    ネタバレ微妙

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • hb0********

    4.0

    ネタバレ迷宮の世界

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

カンヌ国際映画祭第56回

カメラ・ドール

基本情報


タイトル
恋に落ちる確率

原題
RECONSTRUCTION

上映時間

製作国
デンマーク

製作年度

公開日