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エンジェル・アット・マイ・テーブル

kin********

5.0

天使ははにかんで微笑む

この作品で初めてジェーン・カンピオンの名前とニュージーランドの大地を知った。 人間も自然もありのままに、ぶっきらぼうなまでに率直に撮ろうとする姿勢が新鮮だった。 本当は美人なのに役に徹した主役の女優の上手さと本当に子供時代の彼女ではと思うくらいの、子役のナイーブさが心に沁みた。 主人公となった作家も全く知らなかったけれど、不器用にひたむきに生きた一人の女性の人生に、その悲惨さにもかかわらず爽やかな感動を覚えた。 海に向った岩の上に座って仲良し女の子たちが歌う場面などは、本当に今でもまぶたに浮かんでくるくらい好きだ。 わが心の名作の一つ。

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