あらすじ・解説
世界的指揮者として知られるピエール(ジャック・ペラン)は、母の葬儀のために故郷へ戻る。そんなピエールのもとに子供時代を一緒に過ごしたペピノが現れ、幼い日にピエールの生き方を変えてくれたひとりの音楽教師の残した形見の日記を手渡す。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(161件)
- oir********
2.0点
訳あり不良児童たちが新任の音楽教師のもと合唱を通してやり甲斐を見出し、徐々に更生していくというフランス版音楽スポ根。 いかにもフランス的軽妙なユーモアに彩られていたとは感じたが、どうにも薄く型どおり的なフィクション臭が見て取れ今一つ映画の中に引き込まれるまではいかない。 パッケージに「ニューシネマパラダイスのジャック・ペランが出演と制作を務めた」とあったせいか、確かにニューシネマと似たようなちょっとあざとさが鼻につく画作りと演出とも感じた。 しかし、最初は下手な歌が美しい合唱へと変わりゆく過程は本作品の一つのだいご味であり、完成した合唱の響きはやはり琴線を掻き立てられたと認めざるを得ない。 日本的ウェットな音楽スポ根とは違う、酷く唐突であっさりした終わり方には少し拍子抜けしたが、そこはフランス流ということだろう。 正直物足りなさは否めないが、映像特典の5本立てメイキングが結構時間的に長かったので帳尻合わせに少しだけなったかな。 2.4の二つ星
- wendytiger
4.0点
優しくて、ほんわかした。起承転結には乏しく、涙も出ないが、何となく後味の良い作品
- 柚子
5.0点
子供に体罰はいけないだの、人権だのと言ったことが叫ばれるようになったのは、ほんの数年前であり、自分が子供のころも含め、程度の差こそあれ、子供なんざこんな扱われ方だったと思う 40年代終わりから50年代にかけての、フランスの田舎 事情があって親元で暮らせない子供を集めた寄宿学校に、新しく赴任してきた音楽家崩れの、バティニョールおじさん、もとい、マチュー先生が、合唱を通して、荒れた子供の心を愛で満たす メインとなる美声の少年モランジュは、美少年で、その晩年をジャック・ペランが 『鞄を持った女』の超絶美少年ぶりを思い出した
- Multiverse
5.0点
社会人だと、合唱に参加することがないのは、珍しくないけど、ひとりではできない合唱から学べることはあるね。
- sammy
5.0点
途中で冒頭のシーンを確認してしまいましたが、 ペピノはマチュー先生に育てられたのか・・・?
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