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コーラス
2005年4月9日公開

コーラス

LES CHORISTES/CHORISTS

972005年4月9日公開

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5.0

ネタバレイイネ

六十六 「コーラス」・2004 フランス97分 ジェラールジェニーニ  1949年1月15日音楽家を志していた教師クレマン マチュー(ジェラール)、 「池の底」と言う私立の素行の悪い少年達の学校へ寮監と教師として赴任、 早速案内をしていた管理人が生徒の悪戯で怪我をする、 取りあえず保健室みたいな所に寝かせたが校長は治療よりも 犯人探しを優先した上に犯人が名乗り出なかったのでマチュー に名簿から選ばせた無実の生徒を「反省室」に閉じ込め 名乗り出るまで次々に指名してゆくと脅す。 退職する寮監の引継ぎで犯人を教えられ校長室へ 連れて行こうとしたが校長が体罰をしているのに気付き 管理人の看病をする事で罰を与えた。 学校には20~30人の子供が居て特にペピノという孤児、 モランジュ(後に指揮者)、クソガキ「モンダン」を中心に話しが進む、 マチューが大事にしていた鞄を盗み中身を見ていたが楽譜だった、 マチューも校長のような体罰中心の矯正では良くならないと 授業にコーラスを取り入れることにする、今まで そのような授業は無かったので先ずは歌を歌わせパート別に分け そこからコーラスの練習をしてゆくのだが、 顔は天使でも心は悪魔と教師から言われる「モランジュ、モンダン」は 反抗するが、他の生徒は就寝前にも合唱をして次第に音楽を楽しみ マチューにも馴染む、モランジュが反省室に入れられているとき 母親が面会に来るが、美人だったのでマチューが一目ぼれしてしまい、 のちにモランジュがその一方的な好意に気付きますます マチューを嫌いになる、学校のコーラスが好評になり 理事で支援者でもある伯爵夫人達が学校見学に訪れた際に遂に披露する、 モランジュは初めは参加する素振りはなかったが実は (天使の歌声)と評されるくらいの天才的な歌の上手さで ソロで歌い自信をつけマチューともやっとで打ち解ける、 出世主義者の校長が会議で出かけたときに学校で火事があり 勲章を欲しがっていたが当然そんなものは吹き飛ぶ。 生徒達は校外に出かけていたので無事だったのだが校長は マチューが無断で生徒を校外に連れ出したと怒り 今までのいさかいもあり解雇する、実は校長に追放された モンダンが放火していたのだった。 マチューが学校を出て行くとき生徒の見送りが禁止されたので 授業で遊んだ紙飛行機に手紙を書いて飛ばしコーラスで送り出す、 校長の横暴に怒った教師達は今までの事を告発して校長は解雇される。 マチューガバスに乗る時いつも校門にたっていたペピノが 付いてきて(孤児)、自分も一緒に連れて行ってとせがむ 一度は断るが学校でもいじめられたりして愛情を受けてなかった ペピノをバスに乗せ彼と一緒に学校を去る。 音楽家としては無名で誰も自分の思いを聞いてくれなかったが 教師としては幸せだったと日記に記していた。 音楽で悪ガキを更生するするというストーリーだが 1949年というと第二次世界大戦の直接の影響はなくなったが、 ペピノの両親は爆撃で亡くなったとか未だに尾を引いていた時期で フランス作品には戦中戦後の作品は比較的多い、 戦中の作品にはユダヤ人とか対独協力者とか必ずでるが この作品は戦後なので少しは明るく見れた。 学校のブラック体質を批判してるのもあるが 殆どの国はこの当時はこれが当り前だった、 この子供たちも敗戦直後の日本の戦災孤児に 比べればまだ天国にいるような待遇のはずだ。 ジェラールジェニーニが多分プロデューサーも 兼ねていると思う、彼は一時期出演作品が 途絶えたが復活してるしこの当時は このような社会派 批判的 感動的な 物語を多数出したり出演していた (コメディーの馬鹿騒ぎも悪くない) 一部のレビューは4000文字ほどあり 今更再編集も面倒でそれらのレビューはUPしない 最低の駄作はレビュー書いてない ↑この時はまだ筋書きがメインで教祖様に言及してない  健全なレビューの形跡がある

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