事故

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事故
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(1件)

セクシー33.3%不気味33.3%知的33.3%

  • yad********

    3.0

    火曜の夜はサスペンス♪

    “火曜”サスペンス劇場・・・略して火サス。 日本のTVサスペンスドラマ史に燦然と輝く名番組です。 その放送1000回突破記念作品として制作された 松本清張原作モノの力作がこの『事故』です。 原作者お得意の、一見無関係と思われた幾つかの事件・事故が 実は一本の糸で繋がっていた・・・的な話です。 ほんの些細な事がきっかけでその糸が露見し、 因果応報の皮肉に満ちた人間関係、 ドロドロとした愛欲のドロ沼に溺れる男女の愛憎と復讐劇などが 次第に浮かびあがり、スリリングに展開します。 偶然と言うにはちょっと話が出来すぎ・・・というか、 ややご都合主義的な所もありますが、一気に畳み掛ける終盤の、 真相解明のパートがすごく面白い! 松本清張の作品は映画やドラマで何度も映像化されていますが、 この話の組み立てが向いているのでしょうね。 ただ、一つだけ・・・辻褄が合わない所が。。。 田中久子(十朱幸代)が事故に“驚いて”現場へ行ったのは、 おかしい・・・ これ、冒頭シーンなんですよね。。。 で、上記のように演出しないと、すぐネタバレしてしまうから、 破綻を承知でやったのだろうけど・・・反則ですな。 それから・・・完全犯罪をやろうとしている割には、素手で犯行してるシーンがあった。。。 素手でも問題無い犯行もあったけど、別件の方はダメじゃん・・・ こんな基本中の基本をおろそかにしてしまうのは頂けない。。。 古谷一行は安心して見れますね。十朱幸代は流石!というシーンがあります。 首を絞められて殺害されるのですが、そのシーンの恐怖の形相、圧巻です。 この両者を抑えて、斉藤慶子が一番良かった。 台詞に抑揚が無くずっと単調で、一見、大根ですが、実はこれがミソなんですな。 何を考えているのか、その真意が分からない・・・故に怖い。 最後まで観終わってみて、初めてわかるこの怖さこそ、この作品を影で支配してましたね。 携帯電話から、「あの・・・ちょっと・・・窓から下を見てください。」というこの台詞・・・ 特に深い意味がある訳でもなく、言われたとおりに窓から下を見ると、 行儀良く頭を下げてお願いをする彼女が居るだけなのですが、 思い返すに、ここもゾッとするシーンだった訳で、ゾクッと背筋が寒くなりました。 良いね、斉藤慶子。じめっとしたエロティックな表情とか、佇まいとか、はまってますね。 出番が少ない割りに、きっちり存在感を示したのが、刑事役の平泉成 。 一言二言の雑談に味があり、彼の言動にいちいち見入ってしまいます。 『ナウシカ』のアスベル、『もののけ姫』のアシタカの声を担当した松田洋治君の演技も 久しぶりに見れました♪ この作品はテレビドラマですが、映画の文法を用いれば十分通用した可能性がありました。 勿体無いという印象ですが、逆に言えば、 単なるテレビドラマの範疇に押し込んでおくのは勿体無いとも言えます。 特に脚本は素晴らしかったです。 荒井晴彦・・・恥ずかしながらその名を知らなかったのですが、 『Wの悲劇』『時代屋の女房 』など、結構映画の本も書いてますね。 これからは覚えておきます。 特に意味もなくお遊びで、一週間ぶんの“曜日”がタイトルになった作品をレビューしてきました。 何故、中途半端な水曜日からアップしたのか、その理由がうっすらと分かったと思います。。。 適当な“火曜日”の作品が無いから(涙) 『モリー先生との火曜日』なんか良さそうだったけど、何処にもレンタルされてなかった。。。 『シンシナティ・キッド』で、“チューズデイ”・ウェルドという女優さんをレビューしたろうか・・・ とも企んでました(笑) 一応、この作品のタイトルには“火曜サスペンス劇場”と入っているので、 OKだと言い張りますよ僕は(苦笑) ともかく、一週間のお付き合い、お粗末様でした(笑)

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
事故

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル