作品レビュー(8件)
- bakeneko
5.0点
ネタバレさよなら双子ちゃん…
このレビューにはネタバレが含まれています。 - fg9********
3.0点
…あらすじは解説のとおりと書こうと思ったら空欄だった。 1962年のジャック・ロジエ監督によるモノクロ作品。 同監督の作品には初めて接するが、ゴダールやフランソワ・トリュフォーらが熱烈に支持したらしいので、なるほど「ヌーヴェル・ヴァーグ」風味であることは間違いない。 内容は、兵役を真近に控えたテレビ局で働く青年が、二人の女の子をナンパして、コルシカ島で過ごしたヴァカンスの模様が即興気味?に描かれている。 おバカ映画の先駆け的な内容ではあるが、二人の仲良しの女の子が青年を巡って微妙に揺れ動く心理模様がそこはかとなく描かれている。 幕引きは、青年が兵役に就くために、船着場での3人の長い別れシーンとなるが、二度とは帰って来ない夏の日のヴァカンスと、青春という一刹那を駆け足で通り過ごしたかのような味わいは、観終わってみれば、結果オーライ的な作品ではあった。 なんだか、無理矢理に良いところを引き出そうとした感想になってしまったなぁ……。
- ********
5.0点
1962年。ジャック・ロジエ監督。テレビカメラマンの助手として働く男は、テレビ局に来ていた若い女性モデル2人をナンパ。どちらが好きとも決めかねるまま交際を続けているうちに、徴兵制度で軍隊に入る日が近づいてくる。一方、当初はお互いに独占しようともしなかった女たちだが、男との関係が個別に深まるにつれて女同士の間柄が険悪にもなり、、、という話。 しかし、要約では語りつくせない魅力がつまった映画。ほとんど男の視点で描かれる前半部分は冗長だが、関係が変化して視点が女たちに移り、舞台が海や川の近くになるあたりからいきいきと輝き始める。水の映画、ヴァカンスの映画なのだ。 軍隊に入るリミットは決まっているが、決められたリミットに向かって一直線の映画ではなく、男は突然会社を辞めてヴァカンスに行ってしまうし、そこでも脈絡なしにいろんなことがおこる。女たちもただ険悪になっていくばかりではなく、ともに歌を歌いダンスを踊って楽しそうに過ごしている。因果関係に染まっていないのだ。ヴァカンス映画には最低限の物語があればよいのだろう。そしてその最低限の物語は、アルジェリア戦争と三角関係という「現実」から派生しており、それぞれを深刻に語ればいくらでも深刻な物語にできるものを、ヴァカンス映画にするところがなんともにくいところ。
- met********
4.0点
Zzz
- いやよセブン
3.0点
ミシェルはナンパした女性、リリアーヌとジュリエットとデートするが、女性二人は仲のいい友達同士、ミシェルとは遊んでいると楽しい。 そしてこの三人組はコルシカ島へ旅行、ロードムービーとなる。 ここから俄然面白くなり、旅行中の三人の気持の変化がリアルで瑞々しい。
スタッフ・キャスト
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